「2400秒の奇跡 - 第2章 後編」
遊具の滑り台を中心に4名の男性が集まる。中にはインフォーマーH氏の存在に驚きながらも挨拶を交わす人もいる。さすがインフォーマーと見込んだのは伊達じゃない。聞けば、最近の置きイベントで一緒だったらしい。
「皆さん、初めまして。スレッドは穂佳の主という名で立てましたが、妄想の世界で生きていると揶揄されているグレッグ・エムジョスキーです。。。。そして、同じくおれの自作自演と言われている穂佳です。穂佳、皆さんにご挨拶を」
「穂佳です、よろしくお願いします」
緊張しているのが声のトーンでわかったためリラックスさせるつもりで花火を準備出来なかったことを伝え、参加してくれている方々に自己紹介をお願いする。
中には、おれのグレッグ・エムジョスキーとしての書き込みから興味を持ってくれて実際に会えて感激と言ってくれる人もいた。また、存在が半信半疑だったと正直に告白してくれた人もいた。
「場所がわからず迷子になっている人も何人かいるみたいですよ」
「あのヒントでここが特定出来ないのはナビがついてないかな?ここともう一ヶ所しかないんだから」
参加してくれた男性たち、所謂ゲッターさんたちが口々にここに至った経緯を話してくれる。
「穂佳は浴衣の下は生まれたままです。ふたりで出掛ける時は下着を着けないというルールを課しているので」
穂佳が照れる様子を楽しむかのようにゲッターさんたちは喜びと驚きの完成をあげる。
「まだ到着してないゲッターさんがいるけど始めますか?待ちますか?」
インフォーマーH氏は、
「もう初めていいと思いますよ、多分簡単に見付かると思いますよ」と自らの経験からそう告げる。
「ヒントの写真を投稿しますから、皆さん確認してください」
開会を宣言するとゲッターさんたちは公園を離れそれぞれ好きな方向に散らばって行く。
インフォーマーH氏と共に公園に残り宝探しの様子を見守っていると、程なく「ゲットした」との報告レスや「おめでとう」を伝える所謂おめレスが書き込まれる。ゲッターさんたちもレスを見ながら公園に戻りだす。
穂佳が準備した下着をパーキングタワーのコーンの下から見付だしたのはKさんという方で、どうやらゲットは初めてのようで嬉しそうな表情を見せてくれている。
ゲッターさん同士で、親しげに感想を伝え会う姿を見ると、探すという行為そのものを楽しんでいるようであり、また共通の目的を持つ仲間意識のような感覚を持っているようである。
「Kさん、おめでとうございます。じゃあ、これから穂佳に履かせてオナニーでも放尿でもお好きな方をお見せします。どちらがいいですか?」
「じゃあ、オナニーをお願いします」
少し恥ずかしそうにKさんが答える。
「穂佳、じゃあ遊具の上で履いてご覧。参加してくれた皆さんもどうぞ観賞してください。Kさん、正面にどうぞ」
下着がゲットされた後も迷子のままでいたふたりのゲッターさんも合流し、インフォーマーH氏を含めると7人が穂佳が上がった遊具を取り囲む。中には準備のいいゲッターさんがいて、マットやらスクリーンやらを持ち出してくれる。
穂佳の真正面に座るKさん、そしてそれぞれ好きなポジションに位置するゲッターさんの目に飛び込んだのは、下着を履くときに見えた剃毛されたデルタだった。下着を身に付けていないことは伝えていたが剃毛していることは伝えておらず、ゲッターさんたちから歓声があがる。
この歓声により穂佳の羞恥心は一気に高まり目を開いていることも出来なくなっている。
「さあ穂佳、始めてご覧。こんなにもたくさんの方々が見てくれているんだ」
浴衣の合わせ目を押し開き乳房を露にさせながらショーの開始を指示する。耳たぶを軽くなぞると穂佳のスイッチが入る。
「うわぁエッチですね」
「よく見えますよ」
ゲッターさんたちの感想が耳ではなく脳や心に直接響くのか穂佳の喘ぎ声が大きくなり、それに伴い指先の動きも激しくなる。
ゲッターさんたちの視線は穂佳の右手の指先のみならず、左手が舞い踊る胸元、恍惚の表情を浮かべる顔と代わる代わる移動する。
「どうだ濡れてきたか?たっぷりと蜜を染み込ませていいんだぞ」
下着を捲りクレバスをゲッターさんたちに晒しながら聞く。喘ぎ声を更に高めながらもこっくりと頷く。
恥ずかしさから目を固く閉ざしているためゲッターさんが右手の指先が妖しくうごめくデルタ地帯にライトを当てていることにも気付かずにいる。
「どこが気持ちいい?皆さんに報告するんだ」
「お、おまんこが気持ちいいです」
集中しているせいか、あるいは穂佳の口から発せられる答を聞き漏らさないためか、ゲッターさんたちも静かになる。
「こんなにもたくさんの方々に見てもらえて嬉しいか?」
「あぁっん、は、はい幸せです」
小刻みに震えながらオナニーをする穂佳をいとおしく感じるとともにホテルに戻ったら縄化粧の褒美を授けようと思っていた。このままオナニーを続けさせれば、あるいは潮を吹くところをお見せできたかかも知れない、ただ折角の浴衣を汚す訳にもいかずオナニーを止めさせた。
それでも下着の内側にはKさんに満足いただけるだけの蜜を染み込ませプレゼントできた。また、それぞれのゲッターさんにも満足いただけるだけのショーはお見せできたはずだ。
参加いただいた方々の賛辞の言葉や調教による成長への期待の言葉に顔を赤らめながら礼の言葉を言う穂佳に、確かな成長の跡を見い出した気がした。その喜びを感じながら公園を後にした。
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