「…すごいですね」
男性の言葉。微かに覚えているのは、その一言だけだった。
他にも何か言われた気がする。でも具体的には解らない。
恥ずかしさのあまりかも知れないし、極度の興奮状態だったからかもしれない。
その状況下で、私は潮を吹いた。
(見て欲しい…、恥ずかしい…。でも、でも…)
二つの意見が頭で交差する。それでも手は止めなかった。
グレッグ氏が、耳元で「もっと吹いて良いぞ…」と囁いたからだ。
私は自分の思いでは、進める事も止める事も、選択出来なかった。
間違っても「何かを強要される事が良い」と言う系統の人間では無い。
だがしかし、何故か今回、自分で選ぶのは出来ない気がした。
陰核を触りつつ、もう一方の手は膣内部を弄る。
途中から手が半ば縺れるようになり、そしてあまり力も入らなくなった。
それでもニ回、三回と潮吹きをしたのだった。
「お疲れ様…、良かったよ…」
言葉代わりの優しい目と、温かい手。私は再び強い力に迎え入れられた。
その後余興でカップルさんのplus alpha。一行は更に盛り上がった。
私は疲れてしまい、グレッグ氏にベッドに移動させてもらった。
そして、ギュッと隣に引き寄せてから軽い眠りについた。
いつの間にか余興は終わっており、解散。集えた事を個々で密かに楽しんだのだった。
-END-
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