エレベーターで最上階(12階)へ向かう。
ドアが閉まった瞬間から、いつ開くかも解らないのに唇を奪ってスカートを捲り、露わになった繁みの中へ指を向かわせる。
真由美もその行為に刺激を受けたのか、部屋に入るなり抱き着いてkissを求めて言う。
「師匠。2次会の途中でしたり、「F」で、皆の前で恥ずかしい事されてるのに、私感じちゃってました。♡」
ドアの前で俺はしゃがみ込んでスカートの中へ潜り込み、指と舌先で悪戯を始める。
どんどん蜜が溢れ出し、このままでは服が汚れてしまうので服を脱ぐ。
先ずはシャワーもせず2次会の時にした汚れた体のままで、そんな事を気にもせず本能のまま求め合う。
少し疲れて来たかなって思った所で、真由美が「師匠。シャワーしたい。」って言うので、シャワーに入った。
すると真由美がしゃがみ込んで俺の竿を咥えて舌先で悪戯して来る、そしてベッドに移り求め合った。
寝ころびながら聞いてみる。
「真由美は外でした経験とかあるの?」
「いいえ。」
「ふ~ん、経験無いんだ。」
「今日、初めてあんな場所でしました。前に東京で見られてしたりとか、今日みたいに誰が来るかも解らないような所でしたりとか、お店で師匠に意地悪されたりとか、普通には経験しないような事されてると何だかエッチな気分になっちゃって感じてしまうんです。(恥) でも、師匠だからってのが1番大事なんですけどね。」
そう言いながら、Chu!Chu!ってしつつ、手で俺の竿を悪戯して来る。段々反応しだすと真由美はまた舌先で悪戯を始めだした。
今度はお返しにとばかりに真由美の腰をこちらへ向けさせ、70の一つ手前になりお互いを愛し合う。
また一つになり、向き合ったり後ろから覆いかぶさったり… 松葉ってやつになった時に真由美の爪先や指の間にまで舌を這わせると
「いやんっ!♡」と言いながら腰がビクっと反応している。
そんなのを見てると全てが欲しくなってしまい、後ろの方へ指を向かわせ
「こっち、イイかい?」って聞いてみる。
「えっ… は、はい。」と返事を聞いて、またシックスナインになり今度は指で割れ目を悪戯しながら、菊の花に舌を這わせる。
「師匠。そんな所… 」
「真由美。ここも可愛いよ。」と、窄んだ菊をある程度湿らせたところへ、蜜の絡んだ指を向かわせる。
ある程度した所で、今日はそのまま菊の真ん中へ竿を向かわせた。
やはり、いくら薄いと言ってもしてるのとしてないのでは全然違う。締め付けが直にキツく感じる。
真由美もまだ2度目だが、感じてるようだ。自然と腰の速度も上がってしまい。
「真由美。このまま出すよ。」 「はい。♡」と、後ろの方で果ててしまった。
もう一度、シャワーをしながら
「真由美。後ろもたまにはイイかい?」
「だって、師匠にされるまで経験なかったけど、また違う感じだし… たまになら。(笑)」
って、話しをしながらベッドに戻り眠りについた。
3月。ホワイトデー間近の週末。1人では来てるのだが、真由美を連れては1年ぶりの東京。
今日は早めに出て、隅田川の遊覧船に乗り、浅草の神谷バーのレストランで食事と電機〇ランをチョッと1杯。
22歳の時に、親父が亡くなってた俺が母親と親戚の結婚式に出席したのだけど、その時に一緒に来たオジさんが連れて来てくれて、こんなのがあるってのを初めて知った。
ウィスキーだと思ってたら、ブランデーとリキュールが混合してあるお酒だそうで、これが出来た当時はまだ電機が珍しい物で、電機とブランデーで【電機〇ラン】って名前になったそうだ。
真由美が浅草に行ってみたいと言うので、大きな提灯を潜り仲見世を歩いたり、ビート〇けし達が立ってた劇場や唄にも出てくる鯨屋を覗き見たりして、今日は代々木体育館へ。
チョッと懐かしくなり、公園の方へ寄り道してみた。
「真由美らだと、竹の子族って言っても実際は知らないよな。(笑)」
「そうですね。」
「俺らより少し上の年代なんだけど、ここの道路が歩行者天国になって色んなグループが踊ったりしてたんだ。」
「師匠も踊ってたんですか?」
「だから少し上だって。何で、わざわざ東京まで踊りに来るの?(笑) ビー〇ップの清水〇次朗とか金〇先生の沖〇浩之なんかが踊ってたんだって。」
「へぇ~。」
「一世風靡なんかも踊ってたけど、竹の子族とはまた違った感じだったから、別物なのかな?」
「一世風靡って、哀川翔さんとかが居たらしいですね。」
「そうそう。ダボスーツでバク転とかしてたな。俺らの頃はホコ天もブームがダンスからバンドに変わって行ってたし、踊る方で言ったらブレイクダンスが流行り出して、そこから直ぐにディスコブームでユーロビートだったな。(笑)」
「ワンレン、ボディコンだ。(笑)」
「そう。肩パットの入ったスーツ着て。(笑)」
「踊ってたんですか?」
「だから、俺らの所にディスコは無かったって。(笑)」
「じゃぁ、懐かしいって… 」
「子供の頃に何度か東京へ来たんだけど、興味があって見に来てたのさ。」
「ダンスに興味があったんですか?」
「いや、ダンスよりも色んな恰好してるのが面白くってな。でもな、これは加奈も知らないけど、実はチョッとだけブレイクダンスをかじって友達と路上でやってた事があるんだ。(笑)」
「ブレイクダンス出来るんですか?」
「もう、十何年もしてないから今は無理だよ。(笑)」
「やっぱり師匠は凄いです。(笑)」
「何、馬鹿な事ばっかりやってるからか?」
「いいえ。路上でやれるってことは、見せられるぐらいに踊れたって事ですもんね。」
「いや、場所が無いから路上に段ボール敷いてやってたってだけで、人が見てようが見てまいが関係無かったけどな。(笑)」
って、懐かしい話しをしながら会場へ戻った。
俺達は早めに来てたけど、時間を追うごとに人の群れが原宿駅から歩道橋を渡り流れて来る。
いつもの事だけど、1万人が集まるとなると凄いものだ。
東京ではこんな規模のLIVEがしょっちゅう行われてるし、サッカーもだけど特に野球なんかはジャ〇アンツとスワ〇ーズ、それにファ〇ターズがあり、毎日のように万人規模の人が集まるのだから大したもんだ。
「なぁ、真由美。これだけの人が毎日のように集まってお金を落として行って。俺達の所なら凄い経済効果だけど、東京にしてみれば微々たるもんなんだぜ。信じられる?」
「まぁ、人口が人口ですからね。でも、何で東京ってこんなに人が集まって来るんでしょうね?」
「色んな物があって、手が届きやすくて便利だろうしな。でも、俺は息苦しいから住むのはチョッとねぇ。(笑)」
なんて、チョッとは社会的な事を口にしつつ、開場したので人の群れに飲み込まれて中へ入る。
天井が波々としたというか、何とも言えない独特な形状だ。
「師匠。12列目って、こんなに近いんですね。(驚) 博多の時より10列前なだけで、こんなに違うもんなんですか?」
「まぁ、通路を挟んだりしてるからな。」
「凄く近いです。(嬉)」
「だろ。でもな、ステージと最前列までに間があるし、SSの10列と11列目の間に通路があるだろ。」
「そうですね。」
「ライブハウスで考えると、後ろの方の席よりも遠いんだけどな。(笑)」
「考えたらそうですよね。何か不思議。」
「箱やステージの大きさと、人数の対比でそう感じるんだろうな。」
「確かに。実際の距離と距離感って、感じ方で随分と違うもんなんですね。(笑)」
「対比で言ったらさ、100人程のライブハウスを1年間100回演ってるのと、今日のLIVEを1回するのと、同じ動員数なんだぜ。」
「100の100だから、そうか。(凄)」
「しかも、チケット代は倍近いし、グッズも沢山売れる。」
「本当ですね。」
「1ツアーで10会場やったら… 」
「10年分!」
「まぁ、会場の料金やバンドを含めたスタッフの数とか色々考えると、丸々って訳じゃ無いけどな。(笑)」
「それでも、凄いですね。」って喋ってると、今日はスタンド席でウェーブが起こった。
下から見てると数千人が波を起こしてるのは迫力だ。
この会場に入った1万人を、1人のアーティストが一声で一斉に拳を上げさせたり、合唱させたり、そうかと思えば黙らせたりするのだから凄い。
今日は演出の為か、いつもより会場を包むスモークが濃いような感じがする。
そして、いつものように開演前の曲に煽られボルテージが一気に高まる。
雷の如く響き渡るドラムに合わせて照明が煌びやかに踊り出す。
本人が登場した途端にテンションMAXで、2時間半のステージが興奮のウチに終演してしまった。
今日は新宿へ行かずに新幹線に間に合うので、東京駅に向かい駅弁とビールを買い込み名古屋へ移動する。
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