チェンジで、加奈が前に来た。
「修ちゃん、ゴメンね。由美ちゃんに無理言っちゃって。」
「ホントだよ。客で来てるはずが、見てビックリだ。(笑)」
「だって、こんな状態だから… 」
「まぁな。でも、最近こんな状態になる事、よくあるよな。」
「そうね。由美ちゃんが来てくれるようになって、こんな風になる事が増えたわね。あの子、ウチの福の神かしら。(笑)」
なんて、褒めてるんだか何だか解らないような愛想をして別の客の相手に行く。
(福の神か… 何処かで聞いたことがあるな。何だったっけ?えぇ~っと。あっ!そうだ、トイレットペーパーの事を、拭くの紙→ふくのかみ→福の神なんて、何処かのラジオでそんな風に言ってたな。何処だったっけ?そうだ、名古屋のラジオだ。名古屋かぁ、味噌カツに手羽先、ひつまぶしも美味かったなぁ。そう言えば、鰻なんて暫く食って無いなぁ、久々に食いたくなってきた。真由美にも食わしてやりてぇな。)
と、考えてたら加奈が言う。
「由美ちゃん、入って貰う事になったからね。」
「えっ、そうなの?」
「うん。週末はやっぱりお客で来たいから、今日みたいなヘルプはあるかもだけど。取敢えず、火曜と水曜に翌日仕事があるから、24時迄。遅くなっても1時迄ってことで入ってくれる事になったの。(笑)」
「ふ~ん。」
「ホントは週末も入って欲しいんだけどね。(笑)」
「そりゃ、まだ遊びたいだろうしな。」
「あんたが我慢しなさいよ。」
「どういう事?」
「しょっちゅう連れて来てるじゃないの。」
「そりゃ、困るな。」
「何でよ。」
「だって、俺の酒の肴が無くなるじゃん。(笑)」
「肴って。(笑)」
「そりゃ、冗談だけど飲みに付いて来るのは由美の勝手。でもやっぱり遊びたい年頃なんじゃ無いの?」
「そうだわね。(笑)」
(そうか、どうするのかなって思ってたけど真由美も店に入る事にしたのか。ま、色んな客を相手に社会勉強になるか。(笑) )
なんて思いながら時間は過ぎて行く。
今日はホントに客が引かない。ヨソの店も延長とかしていて同じなのだろう、いつも入って来る別の店の子も今日は顔を覗かせない。
2時… 2時半を過ぎて、やっと店も落ち着いてきた。
亜美ちゃんが付きに来て、「修二さん。由美ちゃん凄いですね。(笑)」 って、言う。
「何が?」
「歓迎会で転勤して来た人を連れてこられたお客さんがおられて、御祝いでその人用にってボトルを下ろされたんですけどね。由美ちゃんが「じゃぁ、私からの御祝い。」って言って、ボトルにその人の似顔絵を描いたのがめっちゃ上手で、お客さんも喜んでくれてたんですよ。(笑)」
「あぁ、子供の頃に漫画家になりたくて美術部だったらしいからね。」
「へぇ~、そうなんですか?イイなぁ、そういう才能があるのって。」
「何言ってんの。何もしなくったって亜美ちゃんは可愛いから、男が寄って来るって才能があるじゃん。(笑)」
「寄って来ません。」
「よく言うよ。亜美ちゃん目的で通ってきてる客、何人も知ってるぜ。(笑)」
「いませんよ。もう。」
「そんな、照れなくったってイイじゃん。」 なんて笑ってると、時間も過ぎてしまったようで、チェックの時間となった。
タクシーも来たようで、店を出て車で少し待つ。
真由美が下りてきて、運転手に「お待たせしました。」と声を掛けて乗り込んで来る。
走り出した車の中で見ると、真由美がこの前買ったネックレスをしている。
「あれ、さっきクリスマスの時のクロスのしてたじゃん。?」
「あっ、気付きました。実はいつも持ち歩いていて、気分で変える時もあるんですけど、基本的にはプライベートでオー〇ンハート、お店ではクロスにしようっかなぁって… 」
「あっ、そういう事。(笑)」
「師匠~。今日はお客で行ったつもりなのに、まさかだったですぅ。」と、もたれ掛かって来る。
「まぁ、忙しそうだったもんな。でも、嫌な時は断らないとダメだよ。ストレスになるから。」
「でも、あんな状態で頼まれたら嫌って言えないですもん。」
「まぁな。あっ、それはそうと入る事にしたらしいじゃん。」
「そうなんですよ。平日ですけど、来てくれます?♡」
「平日はなかなか難しいな。まぁ、時々だな。(笑)」
「無理にとは言いませんよ。(笑)」
「そうだ。今日紹介してくれた肉屋の息子。」
「何かしました?」
「いや、レクと向こうの親に聞かなきゃイケないけど、肉の仕入れの後釜してくれるかも知れないし、煙草の客にまでなってくれたよ。ありがとうな。」
って話してるとバス停に着いた。
部屋に入るなり真由美が抱き着いてきて、いつもより激しくkissを求めてくる。
「どうしたの?」
「だって~ 」と、更に激しくkissをしてくる。
「師匠。♡」
「何?」
「ギュ~ってして。♡」
「こうか?」
「うん。Chu!もして。♡」
「Chu!」と、真由美が何度もChu!… としてくる。そしてまたkissを求める。今日はよっぽどストレスだったのかな?
「ママって、意地悪なのかな?」
「何で?」
「だって、なかなか師匠に付かせてくれないんだもん。」
「それは違うんじゃない。プライベートで一緒にいるから、由美の時ぐらいはって思ってんじゃないの?(笑)」
「そっかぁ。」
「だと思うよ。」
「でも、傍に居てたいなぁ。」
「我儘言わないの。」
「じゃぁ、今は?」
「今ならイイよ。」
「い~っぱいエッチして♡」
「イイよ。♡」と、kissをしながら下着越しに割れ目を刺激する。もう、布も湿り気でビチャビチャだ。指を布ごと押し込んでいく。
「いゃん。♡」指を抜き、代わりにゴムも付けずに竿を布の上から押し込んでみる。
服を脱がせながら「今日は?」と、聞く。
「今日は大丈夫です。」と答えたので、竿を抜き布を引っ張ってズラし、そのまま入れる。
腰を動かしながら俺も服を脱ぎ、体制を変えようと一旦離れた時にお互い裸になる。
すると真由美が後ろから抱き着いてきて、
「師匠。意地悪してイイですか?」と聞いてくる。
「何?」って聞くと、手をまわしてきて竿を扱き出す。kissをしながら手の速度がどんどん速くなって行く。
その刺激に竿も反応して行く。すると、手を放し今度は指をその下の袋に向かわせ遊び始める。
少し遊ぶとまた竿を刺激してくる。
また竿が反応して一段と硬くなると、前に周ってきて俺に跨り「イイですか?」と、腰を沈めてきた。
そして俺にもたれ掛かってくるので自然と俺は寝ころぶ。上になった真由美が自ら腰を動かしている。
暫くすると疲れてきたのか腰の速度が緩んできた。今度は俺が起き上がり座位で腰を振る。
今日は何か刺激を求めてるようなので、kissから胸に行かずに腋に舌を這わせる。
「師匠。汗かいてますよ。」
「そんなの関係ないよ。」と、続ける。そのくすぐったさに真由美がギュっと締め付けてくる。
そのまま倒れ込み今度は俺が上になり、腰の速度を上げて行く。
最後を迎える時、生では中に出さないのを知ってるので、「口に。」と言ってくれる。
俺は竿を向かわせ口内発射して、真由美はそのまま掃除までしてくれた。
そして喉を潤し酔いも醒めてきたのだが今日の真由美はいつもと違い、更に俺を求めてきて再度激しく重なり合った。
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