「由美ちゃん。(笑)少ないけど、コレ。」と、加奈が封筒を真由美に渡す。
「いいえ。何の役にも立ってないのに、こんなの受け取れません。」と、真由美が返そうとする。
「ダメ、ちゃんと受け取って。」
「師匠~。」
「貰っとけよ。会社には夜のバイトしてたの秘密にしといてやるからさ。(笑)」
「今度は正式に頼もうかしら?(笑)」
「それは、俺の知ったこっちゃない。」って、笑ってると真由美が
「ママ。さっき裏で見ちゃったけど、あの煙草の数で少ないんですか?」
「そうよ。週末で出ちゃった後だからね。」
「へぇ~。で、師匠はこんな方法っていつ思いついたんですか?」
「ん?思いついたのは中学生の時だな。」
「えっ、中学生?」
「そう。親父がよくパチンコに行っててな。景品で煙草を貰って来てたんだけど、コレ売ったら儲かるのになぁってね。」
「それで、この人本当にお父さんに煙草譲ってもらって、学校で煙草吸ってる人に通常より安く売ってたの。(笑)」
「学校で煙草屋さん。(笑)」
「で、色々と考えて50万を元手に最初はこのビルだけで少しずつ始めたのが18歳。」
「18 !」
「それ位の数なら、上手く売れなくても仕事場なんかで3ヶ月もありゃ捌けるって算段で始めてみたんだよ。」
「なる程。」
「まぁ、今と違って煙草の値段も安かったしな。」
「煙草の買い取り価格を70円安い設定にして、値上がり毎に変更してきたのよね。」
「そう。段々と口コミで広がって今のような本格的な流れになったのは20歳ぐらいからだったな。」
「でもね由美… 真由美ちゃん。どっちがイイ?(笑)」
「ココでは由美です。♡(笑)」
「由美ちゃん。そういう利ザヤがある所には絡んでくる人達が居るわね?」
「ヤ〇ザさん。」
「そう。」
「じゃぁ、どうやって?」
「そこで、ウチなのよ。その時はまだ母が店をしてたんだけど、こういう商売って少なからずそれなりの人が絡んで来るのよ。」
「お母さんには世話になったもんな。(笑)」
「で、修ちゃんはウチの母にそういう方面でも顔効きの人を紹介して貰って、自分のテリトリーを守ってくれるならカラクリを教えるから、よそで其方がやる分にはどうぞご自由にっていって筋を通したの。」
「大丈夫だったんですか?」
「最初はパチンコ屋を利用してるって聞いて、渋い顔をされたのよ。」
「パチンコ屋さんに損をさせるんですもんね。」
「そうね。当然、繋がりがあるわけだし、問題があるってね。」
「でも、どうやって… 」
「修ちゃんがね。「パチンコ屋も大事だけど、水商売も大事なんじゃないの?」ってね。「相当のアガリがある1件のパチンコ屋も大事だけど、煙草が1個わずか20円安いってだけで、多くの人に喜んで貰う事が出来るんですけどね。」って言ったの。で、ルールを侵してる訳じゃないし、仕方ないかって事で始まったの。」
「まぁ、あの人達は損をする話じゃなかったし。喜んでくれる人が多いのならそれでイイかなって感じだったな。(笑)」
「まぁ、私達のテリトリー以外で同じ事してるかどうかは知らないんだけどね。由美ちゃん、考えてみて。」
「はい。」
「もしもの話よ。私達が出来る範囲で利ザヤがアレだけでしょ。」
「はい。」
「アチラの人は全国にいるわよね。」
「はい。」
「そして、こんな規模の街もアチコチにある。」
「ありますね。」
「その上、東京や大阪、博多や札幌といった大歓楽街で、もし同じ事が行われていれば… 」
「相当な金額が入ってくる。」
「しかも、多くの人に喜んでもらえる。」
「ですね。」
「でも、修ちゃんは他でやってようが、どれだけ儲けていようが関係ない。自分が守れるなら、欲張らないのよ。」
「俺一人じゃ、4件が精一杯だって。(笑)」
「それに、守ってくれってのは、ウチのテリトリーで真似をして同じような事をしようとするのが出て来ても、上手く出来ないように仕掛けをお願いしてあるのよ。」
「仕掛け?」
「そこは言えないけど、ホント簡単な事でこの仕事は出来なくなるの。」
「危うい商売だから身を守るのも大切だしな。(笑)」
「いやぁ~、よくこんな方法を考えついたもんですね。(驚)」
「由美ちゃん。」
「はい。」
「ウチや修ちゃんがヤ〇ザと絡んでるって知って、嫌いにならない?」
「何でですか?全然。(笑)」
「それならイイんだけど… 」
「だって、お商売ですもん。それにお互いに足を踏み入れないんでしたら、何の問題も無いですもんね。って言うか、先回りしてちゃんとそういう風にしてる所が凄いと言うか… (笑)」
「だから、いつも言ってるだろ。俺は自分が損をしない分にはリスクを背負わないって。(笑)」
「でも、何でなんですか?」
「何が?」
「あれだけ稼いでたらブランド品着たり付けたりとか、高級なお酒飲んでみたりとかしそうなもんじゃないですか。」
「由美ちゃん。修ちゃんは、バイクとかライブとか旅だとかの趣味はあるけど、贅沢は殆どしないのよ。」
「そうなんですか?」
「修ちゃんが前によく言ってた言葉があってね。(笑)」
「どんな言葉ですか?」
「あのね。「十分が過ぎて倒れりゃ、✕(バツ)になる。」なんだって。」
「どういう意味ですか?」
「どうって、そのまんまだよ。欲張って、バランス崩して倒れりゃダメになるって事だよ。十って字を倒したら… 」
「あっ、✕(バツ)だ。」
「そういう事。(笑)」
「まぁ、お酒は好みってのもあるけど、修ちゃんは元々こういったスナックが好きで、クラブとかラウンジとかは苦手だし。服は全くの無頓着。旅に行っても泊まるのはビジホ。下手すりゃカプセル?(笑)」
「だって、どうせ飲みに出たりして、部屋なんて寝るだけだからな。(笑)」
「アクセサリーや腕時計も苦手だし、それに… 」
「それに?」
「先を見てるのよ。」
「先ですか?」
「そう。今の煙草の値上がり具合や、健康ブームでの煙草離れ。このままだとこの商売が出来るのも、長くて10年。早ければ5年程で畳まないとイケなくなるかも知れないってね。」
「そうなんですか?」
「まぁ、このままだと10年もすれば煙草の値段は倍近くまで上がるかも知れないし。禁煙率も上がってる上に煙草の高騰が追い打ちをかけりゃ、仕入れと捌きのバランスが崩れるのがオチだからな。」
「だから、修ちゃんはその先のお小遣いを残しておく為にも、贅沢はせずにストックしてるハズよ。(笑)」
「でも、10年前からだから、ストックしてるのが10万円としても10の12の… あと10年だとしたら…1200の… 2400万… もっとだろうから3000万は超えるかも。(凄)」
「老後の年金みたいなもんだ。(笑)」
「老齢年金ならぬお小遣い年金ね。(笑)」
「先を見て… それにしても、何なんですか師匠のこの能力って、ホント凄過ぎます。」
「俺はただ利用しただけで、換金率と射幸性を利用した元々のパチンコの仕組みってのが、凄いんだよ。(笑)」
「それにしたって今使ってるのと別でそれだけって… 」
「あとね、私は修ちゃんのテリトリーがウチの範囲だけかどうかは知らないけどね。(笑)」
「エェッ!」
ボチボチ帰ろうかってことで、今日はタクシーが捕まりにくいようなので駅まで歩く。
「師匠… ♡」
「ん?」
「師匠の目は何処を見てるんですか?」
「何処って?前だけど。(笑)」
「私はホントにバカだから、目の前の事だけで精一杯なのに。師匠は目の前の事をしながらも、本当アッ!という間に周りの事、先の事、リスクを避ける事や無駄を省く事なんかを考えてるじゃないですか?」
「まぁ、適当だけどな。(笑)」
「実現するしないに関わらず、他人が考えつかないような事も… 」
「えっ、真由美との肉体関係?(笑)」
「もう。♡」
「まぁ、簡単に言えば頭の中でジグソーパズルと立体パズルを同時にしながら、鏡を見てるようなもんさ。」
「簡単じゃ無いですぅ。」
なんて言いながら駅前に着いた。タクシー乗り場には数組の待ち客。少し待ってもなかなかタクシーが来ない。
「真由美。駅裏行くかい?」
「はい。♡」 コンビニに立ち寄って2人でビジホに入る。ここはなぜかいつもツインが空いている。
部屋に入り、袋から俺はビール、真由美はチューハイを取り出し乾杯。
隣に座ってる真由美が、おつまみに買ってきたポテチを口にして悪戯っぽく俺の唇に押し付けてくる。
次はチューハイの口移し… そのままベッドに倒れ込む。舌を絡ませたまま服の裾から手を入れ胸をまさぐってみる。
そして手はスカートの中の方へ… 布の上からでも湿り気をおびてきてるのが解る。布の脇から指を滑り込ませる。
指を割れ目で遊ばせながら、今日は何だか強引にしてみたくなってきた。
「真由美。」
「何ですか?♡」
「後で付けるから、今そのままでもイイかい?」
「はい。イイですけど… 」
って返事を聞いた瞬間に、聞きながら下げておいたファスナーから竿を出し、そのままスカートをたくし上げ、下着も脱がさずに布をずらして押し込む。
「アァッ…♡ 」
まだ心の準備が出来てない真由美は俺が強引に挿入したのを一瞬は驚いたが、直ぐ嬉しそうになる。
荒々しく腰を振りたてながら唇を重ねると、ギュっと抱きついてきた。
「修二さん。今日、大丈夫なんでこのままで… ♡」
その言葉でヒートアップした俺は、更に荒々しく激しく腰のスピードが増していく…
そしてピークを迎えた時、いくら大丈夫と言われても中はヤバいと思い、強引にしてる雰囲気で可愛い真由美の 顔にブッかけた。
(この凌辱感が堪らない。)
「真由美。」って言うと、竿を咥え程よいバキュームと丁寧な舌使いで、お掃除というのをしてくれる。
シャワーでも浴びようかと2人で服を脱ぎながら
「真由美。いきなりあんな事してゴメンな。」
「ううん、全然。何か荒々しくって、恥ずかしいけどチョッと興奮しちゃいました。♡(笑)」
「なら、イイんだけど… 一緒に入るか?」
「はい。♡」 と、狭いので交代で入るつもりだったが一緒に湯舟に入った。
浴槽は狭いので体は自然と密着してしまう。ボディーソープで滑りやすい体を擦り付けながらお互いの体を洗いっこする。
シャワーで流し終えると、真由美がしゃがみ込んで咥えだした。ジュポッジュポッと心地良いバキュームに反応してしまう。
堪らず立たせて片足を持ち上げ、そのまま挿入してしまう。
「あぁん…」
「元気にさせた真由美が悪いんだからな。」
そう言って、今度は壁に手をつかせてバックで攻めたてる。
「アァッ!凄い。アンッ、アン!」
「真由美、あまり大きな声を出すとお隣さんに聞こえちゃうぞ。」
「だってぇ… アンッ!」
今度は浴槽の縁に片足を上げさせ、突き上げる様にする。
「アァ… 」
狭いので体位はそんなに変えられず、またバックになり腰を振りたてる。
「真由美、イクよ!」
と、チ〇ポを引き抜いて白く柔らかな尻にブッかけた。すると真由美はまたしゃがみ込んで、お掃除フェラをしてくれた。
シャワーから出て、ツインでベッドが二つもあるのに今夜も一つのベッドで眠りについた…
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