ああ。
姉さん。
気持ちいいよ。
腰が勝手にあの動きをする。
エアプレイの果てに暴発。
「いらっしゃい」
姉さんの声で、我に返る。
障子の向こうは、兄嫁の寝室。
化粧台の三面鏡に映るのは、唇にルージュを引く姉さんのしどけない寝間着姿。
赤い毛布がかかるベッドの上に横になる。
賢者の筒先をなめら蛇の舌がチロチロと刺激する。
おお。
声にならない声。
代槌きの終わった田んぼには水が張られ、その中をなめら蛇が泳いで行く。
田んぼの真ん中辺で立ち止まり、ふと、鎌首をもたげた。
しかし、またなめら蛇は泳いで向こう岸にたどり着く。
姉さんの口が止まるところを知らない。
そして、カエルは断末魔の叫びをあげるのだ。
「う」
連続の発射に、ぐったりする。
「今年も来てくれるんですか」
農作業の手伝いに来ることにした。
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