中学生になると、さすが女子のスカートめくりはできなくなった。
でもいつもムラムラする日が、多くなった。
Tから譲ってもらった少女の本も、マンネリ化してくるとつまらなかった。
僕は、おじいちゃんの剣道の教えから剣道部に入った。
毎日先輩達にしごかれてヘトヘトな毎日だった。
オナニーは、ほとんどする元気は残っていなかった。
その分むせいを、毎朝していた。
久しぶりに悪友Tと帰り道が、一緒になった。
「よぅ大将って後ろから声がした。」
「まだ副将だよ。」
「2年生なのに2番に強いんだよね。」
「まぁ、小学生からおじいちゃんに鍛え上げられたからね。」
「悟は、女子の人気は剣道部1番だろ。」
「別に人気者になりたくて剣道していないよ。
Tは、何か部活やっているんだっけ? 」
「俺は、テニス部だよ。」
「あれぇ~ぇ、サッカーとか野球が好きだったような?」
「俺さぁ、団体はだめでしょう。」
「あっ、ワンマンプレーばかりだもんなぁ。」
「それに女子が、すごく多くて楽しいよ
(;´∀`)」
「どうせまたあのミニスカートの中のパンティーが、目当てなんだろうよ。」
「ああ、さすが悟さん鋭い。
でもあのパンティーは、見せパンティーだよ。」
「なんじゃぁ?」
「あれは見られでもかまわんパンティーです。
下に本物が、あります。」って得意げに話す。
「テニスも剣道も、試合のコートに入れば
真剣勝負です。
嫌らしい感情は、持っべきではないだろうよ(*`エ´*)」
「またまた悟ちゃんは、硬いんだよね。」
「お前が、おかしいんだ。」
「久しぶりに家来ない?」
「もう毎日練習で、バテている。」
「悟に相談あってさぁ?」
「もう無駄遣いやムダな体力は使わない。」
「まあまあそう言わずに、寄って行ってよ。
お願いしますよ(>д<*)」
あまりにしつこく誘うので仕方なく家に上がった。
小学生の時とは違って、綺麗に掃除されている。
綺麗な部屋にだった。
但し2段ベッドが、増えていた?
「綺麗な部屋だね。」
「あのさぁ、うちの父親が、再婚したんだ。
あっ、それが何か?」
「新しい母ちゃんの連れ子が、いるんだよ」
「良かったね。
独りっ子は、寂しいって言ってたね。」
「良くないよ(泣)
この部屋で、同室なんだよ(>д<*)」
「それで同室ってことは、お兄さんか?
弟か?」
「兄です。」
「お兄さんは、年いくつさぁ?」
「20歳なんだよ。
年頃だけども男同士ならば少しずつ慣れるでしょう。
それにそろそろ独立するでしょう?」
「おそらくは、独立は、できない。」
家出るのは、俺がしたいくらいだ。」
さすがに家出したいとは、よっぽど嫌らしい?
「兄弟喧嘩するの?」
「いやぁ、普通だけどもね。」
「会話しない?」
「すごく話すよ(>д<*)」
「頭悪い?」
「凄く秀才だ。
悟と似て非なる感じだ。」
「僕に似ている?
ならば仲良しに慣れるだろうよ。」
「べったりなんだよ(>д<*)」
「べったりって事はぁぁ?
お兄さんだよね?」
「実は親達も、公認のゲイさんだよ(>д<*)」
「ヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァ
それは、どういう事よ。 」
「もうすぐ帰って来るよ。
会ったらわかるよ。
だから今までのエロ本は、全部捨てられた。
女は、大嫌いなんだ。
乱暴なの?」
「えっ、それはぁ?」
「お前何かされているの?」
「うぐぅ、俺変態にはなりたくないよ(泣)
悟明日日曜日だから、学校も部活も休みでしょう?
泊まって行ってくれないかなぁ?」
「いやぁ、急にそんな事言われてもなぁ。」
「あらぁ、お友達が、来ているのかしらぁ?
まぁ、イケメンのたくましいお友達ね。
だったら恥ずかしいからぁ。
あたしあちらで、お着替えするね。」って隣の部屋に行った。
「お兄ちゃんではなくて、お姉ちゃんじゃんか。」
「やはり外見だとそうだよね。
「ついているんだよ。」
「あれ?」
「うん。」
「ちょっと待ってよ('_'?)
あれが、あって、外見が女性ってことはぁ?
恋愛対象はぁ?」
「男なんだよ(泣)」
「もしかしたら近親相姦?
いやぁ、えっ、ぇ~ぇ。」
「頭パニックになるでしょうよ(泣)」
「お土産にモンブランケーキ買って来てのぅ。
みんなで、食べましょうよぅ。」ってお姉ちゃんが、紅茶を入れて戻った。
あっ、お兄さんだった。
その服装が、ワンピースで、黄色いパンティー丸見えでした。
しかもパンティーのあの部分は、膨らんでいました。
これはいくらTとて怯える。
「はじめまして僕」
「悟さんね(^o^)
幼なじみの仲良しの男の子でしょう。
オナニー友達でしょう。
あらあら、綺麗なお手ね。
これで触られたら、出ちゃうわよねぇ。
Tちゃんの彼氏かしらぁ? 」って機関銃の様に話し始めた。
「うっ、あっ幼なじみですよ。
まぁ、幼少時代からの付き合いです。
オナニー友達ではありません。
それと彼氏ではなくて、ふたり共に女の子が、大好きです。
あくまでも僕らは、女好きです。
ただの男友達です。」って言い返した。
「噂どおりキレモノのお友達ねぇ。
今日は、何して遊ぶの?」
「プラモデルの制作を、手伝って貰いたくて、誘いに来ました。」って逃げ出す口実をぶつけた。
確かTは、細かい作業が得意なはずだ。
「ふう~ん(ノдヽ)
門限時間までには、戻りなさいよ。」
って 解放してもらえた。
家を出たTは、「ありがとう。」って泣いていました。
僕は、どちらの家に帰る?
おじいちゃんの家に帰る事にしまいました。
帰宅するとお母ちゃんが、迎えてくれた。
「あらぁ、珍しくお友達?」
「うん、幼なじみの親友なんだ。
おじいちゃんいる?」
「また寄り合いに出掛けてる。
おやつには、貰ったカステラと牛乳でも良いかしらぁ?」
「うん、ありがとう。
さぁ、上がった。」ってTを部屋に招いた。
僕にも、お母ちゃんと肉体関係だから気まずいけれどもTよりはましだと思った。
彼は部屋に入ると、 「本当にありがとう。
久しぶりに、心が癒されるよ(>д<*)」
ってあくびしていた。
「なんだ眠いのか?
プラモデル制作できる体調ではないね。」
「うん、毎晩あっ、気持ち悪いからやめる。
最近睡眠不足気味なんだよ(泣)」
「お友達疲れているの?」
「彼の部活厳しいから、しごかれているらしいんだ。」
「じゃあ、お布団引きます。
少し休ませてあげなさいよ。」
「お母ちゃんすみません。」
「私は、悟のおばちゃんなのよ(^o^)」
「えっ、若い。
家のお母ちゃんと同い年かと思った。
ごめんなさい。」
「もう悟ちゃんのお友達は、お上手ね(^o^)
なんならお母さんに連絡して外泊させる?」
「えっ、そんな事できる?」
「悟ちゃん私は、小学生の時のPTA副会長ですよ。
お友達のお名前とお母さんの名前教えてくださる? 」
「おそらく小学生の時は、親父が行事参加していた様なぁ?」
「〇〇さんのお子さんね(^o^)
あっ、最近再婚していない?
立ち入った事聞くけれども新しいお母さんの名前は、きみ子さんかしらぁ?」
「はい、そうです。」
「任せなさい、ご両親が、わかった。」
って 黒い手帳をパラパラとめくっていた。
「もしもし私です。
お久しぶりです。
息子さんが、うちの悟とプラモデル制作に 夢中になっているんですよ。
まだまだ終わりそうもありませんよ。
今晩だけ預かる事許可してくださらないかしらぁ?
ええ、小学生卒業以来の再開ってふたり共に、喜んでいて門限過ぎそうなんですよ。
私が、責任持って明日お送りしますよ。
あっ、任せる。
息子達も、喜びますよ。
ありがとうございました。
奥様にも、直ぐ連絡しますので、ご心配なくて、お仕事中にごめんなさい。」
「もしもし~い。
きみ子ちゃんお久しぶりねぇ。
新しい息子のT君とうちの悟が、大親友なの知ってたぁ?
久しぶり遊んで、今ふたり疲れて仲良く布団並べ寝てるんですよ。
どうかしらあ?
門限過ぎそうよ。
叩き起こす?
一応彼氏あっ、
再婚してから旦那様ね。
許可取ったんだ。
後は食事の関係は、きみ子ちゃんに連絡しないとって言ってた。
今晩だけうちで、そのまま寝かせる?
新婚なんだからぁ(^o^)
旦那との時間多い方が、良くない?
息子さんは、明日私が責任持って送るわよ。
どうかしらあ?
うん、ありがとう息子達も、喜ぶわぁ。
それときみ子ちゃんのおのろけ話聞きたいなぁ?
明日私とお茶しない?
うん、そうね。
とりあえず明日きみ子に会えるの楽しみよ。
じゃあ明日ね(^o^)」って外泊許可をいとも簡単に取った((゚□゚;))
更には、きみ子さんというTの母親とのお茶予定もしっかりと約束する。
おそらく僕とTの関係も探るつもりだろう。
恐るべし女性です。
味方だと頼もしい。
敵には、したくないと思った。
Tは、何度も頭下げて感謝していた。
その後に、布団で爆睡していた。
「なんだか複雑な家庭環境みたいね。」
「うん、凄く痩せ細ったし、元気なくてね。
突然ごめんなさい。
私は、いつでも悟ちゃんの味方だから安心しなさい。」って抱きしめられた。
彼の寝顔は、小学生の時と同じ安らかな寝顔だった。
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