このスナックは、若者や男性客はほとんど来ない。
なぜならママとお客様も、皆さんぽちゃの女性ばかりです。
おじさんが、たまにビール1本飲んで帰る。
かなり異様な雰囲気です。
女子高に男子が、飛び込むみたいな怖さですよ。
いわゆる女性ばかりの花園ですよ(>д<*)
カウンターの隅っこに僕が、たまに座る位です。
近所の主婦が、旦那さんの愚痴をママに話す。
ぽちゃの若い女性が、男に甘える声の練習とか?
固まって恋愛相談所にもなります。
たまにスポーツジムのスリムなお姉さんのインストラクターが、ぽちゃ女性の勧誘に来る位ですかねぇ。
そこそこ繁盛しているのは、お通しの皿の数です。
お一人様に、5種類の区分け皿が、「どーん」って出される。
それだけで、つまみいらん。
つまみで、ナポリタンなんか頼んだ時には、地獄でした。
大きな皿が、出てきた。
2人分だよねこれはぁ(´ヘ`;)
僕が、苦しいほどですよ。
周りの女性は、それを「ぺろり」と食べてしまいます。
あんたら、だからぽちゃになるんだよ。
だからこのスナックで、2000円以上の支払いした事ありません。
安い、うまい、ボリュームが異常、女性は天下です。
だから回転率も、早い。
女性達には、噂の肝っ玉母ちゃんの店らしい。
ママだけでは、間に合わず僕が、洗い物にヘルプ入る事は、よくあります。
それほどの回転率の時もあります。
「あらぁ、若い男の子のバーテンさんですか?」
「やだぁ、お客様よ。
悟君は、ぽちゃ女性大好きだからたまに遊びに、
来るのよ。」ってママが、笑う。
「ざざざ~ぁ。」って今まではしゃいでいた女性達が、囲む。
「悟さんは、いくつ?」
「26になります。」って話す。
「そろそろ適齢年齢ね。
「料理の味付けといい、皿洗い物の丁寧さ。」
料理人なの?」
「いえ、僕料理するの趣味ですのでたまに家でも作ってますよ。」
「奥さんやお子さんは、美味しいって誉めてくれるでしょうね。」
「ハハハァ(≡^∇^≡)まだ独身ですよ。」
って話す。
「うそ~ぅ、こんな男の子欲しい~ぃ。」
って女性達が集合した。
ジリジリと集まる。
この尋問すごく怖かったです。
「彼女は、いるの?」って質問には、女性達の目が
突き刺さりました。
「私で~す。」ってママが、はしゃいだ。
「はぁ~ぁ。
ママふざけないでよね。」
「彼女と言うより、私が母親よ( ´∀`)
私が、納得した人を娘にするつもりよ。
さぁ皆さん座ってください。
〇〇ちゃん服めくれてるよ。
下着見えてはしたない。」って助け舟出してくれた。
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