ちなみに茶道教室には、双子の姉の典子も一緒に行くことにしています。
どうやら姉も男性講師が気に入ってるらしく
『あの茶道教室の先生、ステキよねぇ!恭子もそう思うでしょ!?』
私は…『そうかしらね、まあ…お茶をたてる姿は素敵だったけど…』とごまかした。
茶道教室から届いた案内には、和服を着てくるように指示されていて、下着は肌襦袢と裾よけという和服専用の下着を着用するようにと…
『いろいろ揃えなくちゃいけないのね…まあ典子と共用すればいいわね!体型も一緒だし』
そして、茶道教室の初日を迎えた。
私達を含めて生徒は5人だった。
さすがに双子姉妹の人妻が並んで和服を着ると目立つらしく、男性講師から声をかけられた。
『おふたりは双子さんなんですね、講師の高橋ヒロトと言います。』
『私は妹の梶恭子です』
『私は姉の佐藤典子です。本日から宜しくお願いします。』
『こちらこそ、宜しくお願いします。
それにしても、おふたりの見分けがつかないから間違えたらごめんなさいね。
おふたりとも着物がよく似合っていますが、私が指示したとおりの下着を身に着けていますか?』
『はい、ご指示どおりにしました』
双子姉妹らしく声を揃えて答えた。
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