私を、私を抱いて下さい!
え!?
数年前から、貴方の凛としたお姿に心を奪われておりました。そして、今回、ライオン様に助けてもらえるなんて。 抱いて下さい。
私は、驚いた。そもそも王国の騎士団に入った頃、ローザ姫は4.5歳位だったと思う。彼女から、山に咲く花や草木で特製の首飾りをもらった時は、一生、ローザ姫のために頑張ろうと思ったものだ。彼女の純粋無垢な表情は今でも忘れられない。頭を整理したかった私は、一旦部屋からでた。当然ホイメンから彼女の状態を聞かれたため、正直に悩みを打ち明けた。ホイメンからは、
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