今度は俺が「ホントに?」と聞くと「…うん…ホントだよ」と言った。「じゃぁ俺が付き合ってって言ったら」と言うと「公太君ならいいよ」と答えた。俺は深呼吸をしてから「美波…大好きだ…付き合ってくれ」と言うと美波は「はい…お願いします」と言った。俺は喜びたい気持ちを抑え美波を抱きしめた。美波は顔を見ると「他の子…好きになったら許さないからね?」と言った。俺は「分かってる」と言い約束して、またギュッと抱きしめキスをした。2人共照れて笑った。……その後もキスはするが発展はなく、時間が過ぎ夏休みになった。そして遂にその時がきた。…ある土曜日の朝、恵理子が「今日慰労会があって夜遅くなると思うから、美波の事頼める?」と言った。俺は「分かりました」と言った。すぐ後に母も「今日、飲み会があるから遅くなる」と言った。母の方は一旦家に帰って来てからだった。俺は(チャンスだ)と思った。朝から美波は家に来た。午前中は宿題をした。午後、美波は友達と遊びに出掛けた。俺は買い物に行った。
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