気まずくなったのか桜は「お風呂入れてくるね?」と言い風呂場に行った。呼び鈴がなり従業員がジュースとお菓子を持って来た。お金を払おうとすると「退室の際に会計をお願いします」と言われた。戻ると桜は座っていた。俺はTVを点けた。AVだった。焦って消そうとすると、桜が「いいよ…ちょっと視たい」と言いそのまま視た。俺はドキドキした。多分桜も同じだろうと思った。桜は「アレ舐めたりするんだ…」と呟いた。俺は「AV視た事ないの?」と聞くと「初めて視た」と言い「貴君は?」と聞かれ「俺は親父とか友達が持ってたから」と言うと「そうなんだ」と言った。AVが終わると桜は「お風呂入ってくるね?」と言い立ち上がった。「俺も一緒に入りたい」と言うと「恥ずかしいからダメっ」と言われた。桜は風呂場へと消えた。俺は緊張感に襲われソワソワしていた。風呂の灯りが点き初めて磨り硝子だと気がついた。桜の姿がガラス越しにボンヤリと写り、俺は益々緊張感が増しTVのチャンネルを意味なく何度も変えた。
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