桜は俺の後を無言で付いて来た。エレベーターでも俺達は無言だった。部屋に入ると俺は「へぇ…こんな何だぁ」と言って辺りを見回した。桜は「何か…豪華だね」と言って荷物をテーブルに置いた。俺は冷蔵庫を開け「何も入ってないや」と言うと「何か買ってくれば良かったね」と言った。桜は風呂場を覗き「わっ!?凄い広いよ?」と言った。俺も覗き「ホントだ…家より広い」と言った。その後、俺はベッドに座った。余りのフカフカに驚き桜を呼ぶと、桜も座り「凄いフカフカだね」と言った。ひとしきり部屋を見た後、ソファーに座るとまた2人共黙り込んだ。俺はテーブルに置いてあったメニュー表を取った。表には軽食と飲み物が書いてあり、裏には大人の玩具が書いてあった。「少し高いけど飲み物頼む?」と聞くと「うん」と答えた。俺はベッド横の電話を取りジュースを頼んだ。戻ると桜が「コレって何?」と玩具を指し聞いた。俺は知識はあったので「コレはHの時に使うんだよ」と答えた。桜は顔を赤くして「そうなんだ」と言った。
※元投稿はこちら >>