水際で少し遊んだ後、海の家でご飯を食べた。その後、流木に座りソフトクリームを食べ、軽くキスをした。「フフフっ…甘い」と桜が言った。暫く浜辺ではしゃぐ親子を見ていた。「暑いね?」「うん…」「塩でベタベタするしどこか涼しい所行こうか?」「うん…そうだね…貴君が行きたい所でいいよ」「そんな事言うとラブホ行っちゃうよ?」と冗談を言うと、桜は「…いいよ」と言った。「マジっ?本気にしちゃうよ?」と聞くと桜は俺を見つめ「うん…いいよ」と言った。俺は桜の手を握るとバイクの方に行った。シートがかなり熱くなっていた。持ってきていたタオルを公衆トイレの水道で濡らし、シートの熱を下げると俺達はバイクに乗った。来た道を戻り高速のインター辺りに来ると、何軒かラブホがありその1つに入った。俺は最終確認をした。「ホントにいいのか?今ならまだ戻れるよ?」と聞くと桜は「うん…いいよ」と言った。俺はフロントでバレないか不安だったが、部屋を選び料金を払うと、すんなり入れたので拍子抜けした。
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