俺達が話していると「小川君っ!!」と呼ばれた。「じゃぁまたね」と言って俺は桜から離れた。廊下で2人の女子と話した。Aが「小川君…山口さんと付き合わない方がいいよ?」と意味深な事を言った。「はぁ?何で?」と聞くとBが「あたし達小学校から知ってるけど、あの子ちょっとね…」と言った。「だから何で?」と聞くとAが「あの子…今の所大人しいけど、いきなり怒ったりして態度が急変するの」「そうそう…目つきも言葉使いも変わるんだよ」と2人は言った。後にこの2人が言ってた意味が解った。「中学校も良く休んでたりしたし…塾帰りの子が夜、地元のヤンキーと一緒に居るの見たって…」「付き合ってたら何されるか分からないよ」と警告した。俺は「忠告ありがとう」とだけ言った。…その日の帰り桜が本屋に入るのを見た。俺は話し掛け様と店に入った。俺は桜の雰囲気が違う事に気がつき2人が言っていた事を思い出した。桜は少し店内を見た後、コミックの場所に移動した。何冊か手に取った。
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