「男が怖いって事は俺と付き合っても大丈夫なの?」と聞くと「貴君なら知ってるし大丈夫…でも他の人だったら…多分無理だったと思う…」と言った。「安心感があるって事?」「う~ん…分からないけど…そうかも知れない」と言った。「特別って事かな?」と言うと「そうかも」と言った。「じゃぁ俺が桜の傷少しずつ治してあげるから?」と言うと「うん…」と言った。すると「話したら何かちょっと眠くなってきた…昨日どうやって言うか悩んだから…」と言った。「うん…いいよ寝てて」「うん…ありがとう…少し寝るね」と言うと俺の肩に頭を置き桜は眠った。俺は(早紀が出てくるんだろうな)と思った。しかしいつもならすぐ出てくる早紀は出てこなかった。(あれ?)と思っていると「うう~ん」と言って桜は起きた。「早紀?」と声を掛けるとこっちを向き「お兄ちゃん誰?」と言った。エリナが初めて出て来た。「あれ?君は…エリナちゃん?」と聞くと「何で私の名前知ってるの?」と言った。「初めまして…俺は桜の彼氏の小川貴志だよ」と挨拶をした。
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