俺は進展がなく溜まっていた。たまに自分で抜いたりもしていたが、そんな事で15歳の性欲が解消されるワケもなく、初体験を早く済ませたいと言う気持ちと焦りがあった。そして土曜日のバイト終わりに「明日誰も居ないけど家来る?」と言った。桜は俺の言ってる意味を理解した様で、少し考え「…後で連絡していい?」と答えを濁した。俺は少しショックを受けたが「うん…分かった」と言い桜を送った。別れて家に戻りながら(なんでだよっ)と思った。桜から「明日行くね」と返事があった。単純な俺は(よしっ!!)と1人浮かれた。…翌日の午前10時、両親と妹は出掛けた。夜まで帰って来ないと言っていた。それから30分程すると桜が家に来た。いつもの様に部屋に通した。既にジュース等は用意していた。2人共また緊張して沈黙をした。その沈黙を破ったのは桜だった。「あのね…貴君に話しておかないといけない事があるの」と少し暗い顔をして言った。「えっ!?何?その話しって?」と俺は聞いた。
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