「あのすみません」「何よっ?」「そもそもの原因は1さんにあります」「何言ってんのアンタっ」「俺…全て見てましたから」「何を見てたのよっ」「まずお昼休みに1さんと2さんが、山口さんにちょっかい出したんです。…内容はこうでした」と話し始めた。俺の正確な内容を聞いてオバサンは「嘘よっウチの子がそんな事言うワケないじゃないっ!!」と言ったが俺は負けじと「これは本当の事です…それと少し違和感があります」と言った。「違和感?」「違和感とは何かね?」と校長が言った。「違和感とは1さんの怪我の事です」と言うと「えっ!?」と言った。「自分はしっかり見てました…1さんが転ぶ所を」「それが何だ?それで怪我したんだろう?」「それなんです…1さんは確かに山口さんに押されて転びました…でもその時左側から転びました。しかし右手は転ぶまいと机を触ってました…だから右手を怪我するなんて有り得ないんです」と言うと、担任が「そうかっ!!山口が座る机は一番前、左から倒れたなら怪我をするのは左手か」と言った。
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