シナリオ 官能小説

めくるめく官能世界に程遠く　

ピンポーン。
「おはようございますニコッ」
「ええー、まいさんほんとに来たの」
「お姉さんからお兄さんをお預かりしているんですもの、当たり前でしょ、朝食は」
「一食ぐらい抜いたってどうってことない」
「ダメよ、ちゃんと食べなきゃ、大きくならないわよ、って、もう大きくなってるじゃ
ないの、乙女の前で、やーね」
「・・・・」

「洗濯しますから、全部脱いでください」
「け、結構です」
「けっこうじゃないわ、朝忙しいんですから、逃げちゃダメでしょ」
「なにすんだよ」
「埃が立つから部屋を駆け回らないでください、世話の焼けるお兄さんね、観念なさい」
「ギャアー」
「捕まえたわ、あら、ベルトしてないと思ったら、レディースなのね、お兄さん細身だ
し、レディースのほうが安いし似合ってていいかも、その手をどかして頂けません、逃
走犯１号、無駄な抵抗をやめよ」

「あらーん、ショーツよねこれ、さっきの棒倒しはどこ、この中？えっ、うわー、かわ
いい」
「さするな」
「あらら、どんどん大きくなる、えっ、あ、すごーい、こんなに大きくなるのね、お腹
にピタピタに立ってるわ、おしっこで顔を手洗いできるんじゃないかしら、わあー、か
ったーくて、あったかーい」
「握っちゃダメ」
「へえー、これがお兄さんなのね、初めて見たわ、お姉さんの大事な宝物ですものねえ」
「こら、握ったらダメだって、うっ、うっ」
「お兄さん、出したいんでしょ、うふ、手伝ってあげるわね」
「やめろよー、あっ、うっ、ううー、ああー」どぴゅーんどぴゅーどぴゅ
「わー、いっぱい出たわよ、ねえ、床を拭いておきますから、シャワー浴びてらっしゃ
いよ」
まいは何をしに来たんだ？


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