めくるめく官能世界に程遠く
ホテル
部屋に入り、りょうは唇をまいの柔かな唇に触れて顔をゆっくり左右にイヤイヤした。
全身性感帯のまいから力が次第に抜け出て行く、何時も思う、あの抜け出た力はどこへ
行くのだろう。
いつもの長いディープキスを経て、まいは服を脱がされた。
ベッドに横たえられたまいの肢体は白さが際立った。
キスを欠かさないりょうは愛撫はとどまるところを知らず、
張りのあるまいの乳房は、手のひらで下から円を描くように愛撫され、掴まれ、揉みほ
ぐされ、揉む手に柔な手を当てて、りょうが得ている感触をまいも感じようとしていた。
「うーん」、まいの喘ぎがりょうの耳元に届いた
乳首を指先で摘ままれ、指の腹で転がされ、乳首を立たされ吸われ、吸われた乳首が固
さを増した。再び舌で転がされ、まいは上体を軽くエビ反にして「んー、ああー」と喘
いでイカされた。
まいはショーツの上から指で割れ目をさすられ、愛液が滲み出て、小さな喘ぎまで漏れ
させられた。
ショーツを脱がされ、割れ目を露わにさせられ、クリトリスを指と舌で責められ、女性
自身から愛液が絶えず垂れさせられた。
処女膜喪失の儀を既に終えているまいの膣口は愛液で溢れ、心待ちにしていたりょうの
中指が膣内に入ってくるや、膣壁のヒダの収縮が始まり、もうそれだけでまいは体を震
わせイッテしまった。
りょうがまいの膣に指を入れたのはこれが初めてだった。
まいは泣いた。
涙にキスして舐めたりょうはそのしょっぱさに「なんでこんな純粋無垢なお嬢さんを自
分は好きになってしまったのだ」と、息もままならないほど胸が苦しくなった。
まいの涙は本物だった。
全身愛撫でまいの体の火照りを徐々に沈めて元に戻した。
シャワーを浴びながら再びディープ、シャワーがふたりの涙を浄く流した。
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