めくるめく官能世界に程遠く
ダイニング
「ごちそうさまでした」
「はい、熱いお茶」
「ありがとう、まゆさんの淹れるお茶が一番美味しい」
「老人会のお年寄りに我が家のブレンドを飲み比べてみて頂いたの、もちろん、もっと
冷めてからですけれどね、このお茶、少し粉茶が混ぜてあって、渋味と甘味が丁度いい
というお婆さんが多くいらしたの」
「ふうん、そうなんだね、なかなかどうして実践的じゃないの、まゆさんもやるね」
「うふ、あなたに美味しいと言われたいための試行錯誤の結果よ」
「僕は香り立つまゆさんが一番美味しい」
「えっ、ま、うふふ」
キッチン
「あ、またお尻のニオイを嗅いだりして、いけない人ね、うふ」
「うーん、いい匂い、ん?今日はお玉が飛んでこない」
「すりこ木棒ならあ、あーん、ショーツまで、うーん、濡れちゃうー」
お風呂場
「ふぁー、いい湯だ」
「一緒に入ってもいい」
「どうぞどうぞ、うーん、桃尻美人、いい眺め」
「いいでしょう、ぷるるんお尻よ、うっふーん」
「洗うから背中を向けて」
「あー気持ちいい、そこそこ、うーん、いいわー」
「お股も洗うから正面向いて、両手で隠さない」
「こうかしら」
「右手で隠さない」
「こうかしら」
「左手で隠してどうすんの」
「うふ、だって恥ずかしいんですもの」
「両手を僕の肩に乗せて、そう、それでいい、洗ったあとより洗う前のほうがいい匂い
がする女なんて、そうそういるものじゃない」
「あ、あー、あーん、感じるうー、舐めて、舐めてください」
「手摺につかまって湯舟のヘリに腰掛けて、湯舟に落ちるなよ」
「はい、あー、ああー、うー、いいー、あー・・・えっ、指が入ってくるう、ダメよダメ、
あーん、あー、いいー、あー、いいわー、イっちゃう、イクー、ああー」
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