シナリオ 官能小説

めくるめく官能世界に程遠く　

ダイニング
「ごちそうさまでした」
「あ、いいわ、後片付けしますから、あなた、お風呂へどうぞ」
「まゆさんの夫君ロボは、そういう一般的プログラムでは動作致しません、自分は自分
が基本です、自分が食べたものは自分で片付けるよう、基本動作モジュールが組み込ま
れています」
「うふ、そうでしたのね、とてもうれしい機能ですわね」
「お褒めにあずかり光栄でございますです、ご主人さま」

キッチン
「あ、お尻のニオイを嗅いじゃダメってば」
「うーん、いい匂い、お玉で頭を叩かないでくださいませ、ご主人さま」

お風呂場
「いい湯だな、ハハハン」
「一緒に入ってもいいかしら」
「どうぞどうぞ、うーん、桃尻美人、いい眺め」
「まっ、うふ」
「お背中洗いますです、ご主人さま」
「あー気持ちいい、そこそこ、うーん、いいわー」
「お股も洗いますです、ご主人さま」
「そこはけっこうよ、あなたのお背中も流しましょうね」
「何か背中に二つぷよぷよしたものが当たる、あ、手があー」
「あら、いつ触ってもカチカチ」
「触るからでしょうが、あ、ダメダメしごいちゃ」
「私の大切な旦那さまですもの、ちゃんときれいにしなくっちゃ」
「あ、あー、出そう」
「それはダメよ、水、水」
「冷たいー！」


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