めくるめく官能世界に程遠く
耳の鈍痛で睡眠不足、頭の冴えないまま、目が覚めた。
目の前に、荒涼とした恥丘、僅かに生え残る陰毛、毛抜きで抜いてやりたいけれど、防御
用ヘルメットを被っていないのでやめた。
柔かな物体に腕、滑らかなケツ面に手のひら、閉じた後門周遊に出ていた指の匂いはこの
世がバラ色に見えるほど、得も言われぬいい匂い、目覚めの香りは夢心地。
ここでやっと、彼女の下腹部を抱いて寝ていたことに気が付いた。
チンポのほうから声がした。
「ずいぶん早いお目覚めね、うふ、もう硬くなって」
「うーーん、ふぁーー、おはよう、あれ、下か、おはよう、耳が痛くて眠れなかった」
「ん?あらー、福耳だわ、厚みも増しているようよ、早く消毒したほうがいいわ」
「女性は、いろんな痛みによくも耐えられるものだ、僕は二度とピアスの穴はあけない」
「うふふ、あなたがお産できたら、痛さで死んじゃうかも」
「うん、言えてる」
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