めくるめく官能世界に程遠く
「うふ、あなたが、女性達の前でイビキをかいて眠っちゃうって、本当だったのね」
「僕の拒否反応は中学生以来ずっとですよ」
「前以って言うのを忘れてしまって、ごめんなさい」
「女性3人くらいなら平気なんだけどね、結局あれ、何人いたの」
「7人よ、私を入れれば8人」
「そんなに、それにしても、いやあ、取り囲まれたときは怖かった、恐ろしくて声も出
なかった」
「うふ、でも、立つべきモノはちゃんと立っていらしたわ」
「擦り擦りすれば、誰だって、赤ん坊だって勃起するって」
「ええー、ほんとにぃー、知らなかったわ」
「まいさんに聞いた話ではね」
「私、少し心配になってきたわ」
「何を」
「だって、あなたもまいさんが好きなんですし、まいさんもあなたオンリーなんでしょ、
今のうち、どなたかにバトンタッチしておかないと」
「彼女がかわいそうと言ってみたり、バトンタッチしろと言ってみたり、まゆさんも忙
しい人だよね、こういうことは成るようにしか成らないよ」
「でも・・・・そうそう、あなた、コンドームを常時持っていらして?」
「持ち歩いていないけど」
「ほらね、男性失格よ、まいさんを守るなら最低限のたしなみだわ」
「ふむ、言われてみれば・・・ってか、まゆさん、僕と彼女が繋がってもいいとでも」
「何言ってるの、勘違いしないで、最悪の場合よ、まいさんとあなたを守れるのはそれ
しかないじゃないの」
「うん、まあ」
「いくら、あなたの精神力が強くても、防げないことだってありますからね、女性に取
り囲まれたことを思い出されればわかるはずでしょ」
「うん、あれはほんと怖かった」
「ただ持っているだけではダメなの、使えないと」
「えっ、まゆさん、コンドームを置いて、何してるのさ」
「これから私があなたを襲います」
「なにぃー」
「その隙にそれを装着なさってね、いくわよ」
「やめろー、ギャアー、たひけてえー」
「うふ、男を犯すのもいいわね、病みつきになりそうだわ」
「痴女、どヘンタイ、淫乱」
「そんなこと言ってる暇があったら、早くコンドームつけて」
「あーあ、入っちゃったわ、愛液でびしょびしょですもの、一歩遅かったわね」
「じゃあ、やり直そう、って、あっ、うー、腰振ってるしぃ、あう、うー」
「あーん、気持ちいい、もっと奥よ、奥を突いて、ああー、子宮にあたる、イクぅー」
(守護霊:目的が違うだろ 母:あら、守護霊さま、お久しぶり、あれでいいのです、
仲睦まじくて宜しくてよ)
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