その5
次の日、学校で京子はデートの中身を色々考えている事を私に言い、プランを選べと言いました。
まず、大型テーマパーク(通称:ユニバ)に行く。
次に、梅田か京都に行き、美味いもの食べまくるツアー。
最後が、地方の大型レジャープールでした。
私「ユニバでええやん。京子、年パス持ってるやろ?」
京子「しょうみユニバに飽きてんねん」
なら最初からユニバを候補から外せよと思いましたが私が言うより前に
京子「圭太ママがユニバに行ってきたらって言うたから、ちゃんと候補にいれてんで」と自分から言いました。
こうなると、食べ物ツアーかプールしかありませんが大型レジャープールを日帰りで行くのは無理がありそうだったので、私は言いました。
私「食べ物ツアーの一択やな」
京子「でも今年の夏、泳ぎに行ってないんよな~。圭太も行ってないやろ?」
私「ほな最初からプール一択やん」
と言い2人で笑ってしまいました。
その日の予備校からの帰り、中学時代に買ってもらったダサい水着しか無いことに気付いた私は、明日の学校帰りに買いに行こうと考えて眠りました。
朝起きると、京子から帰りに水着を買いに行くから付き合えとメッセージが入っていて、同じ事を考えてるなと笑いながら、「しゃーなしやで?」とメッセージを返信し、母に京子の買物に付き合うから、京子の家に連絡しておくように言って学校に向かいました。 つづく
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