その17
その日の夜に京子にメッセージを送った。
私「おっちゃん、納得して帰ったで。プールの事も行ってええって」
京子「圭太ママも活躍したみたいやな」
私「そやな、オカンも色々言うてくれてたわ」
京子「圭太ママにも後でお礼言うとくわ」
私「待て待て、オレへの礼がまだ無いんやが?」
京子「小さい男やな~。ちょっと待ちや」
……5分後。
京子「これでええか?」
京子から写真が来た。
キャミソール姿で立ち、パンツが丸見えになっている京子が、カメラに向かって中指を立てている写真だった。
私「どないせぇっちゅーねん」
京子「ムラムラしたら使ってええよ」
私「お前、アホやろ?山下に送ろ」
京子「あかーん!あいつ、たまに目がマジで怖いから」
私「あいつ、そんなにヤバいん?」
京子「あいつは危険やな。この前、学校の階段で先生のスカートの中を覗いてたし」
私「山下….ヤバいな。注意しとくわ」
京子「圭太、ほんまありがとうな。もう寝るわ。おやすみ」
私「おやすみ。また明日な」
10分ほど経つと、また京子から写真が送られて来た。
京子がキス顔をしている写真だった。
そこに写っていたのは、私が今まで見た女性の中で、1番可愛いと思う女性だった。
翌朝、
母「京子ちゃんとお父さんが仲直りしたって、京子ママからメッセージ来たよ」
と聞かされると私も嬉しかった。
学校に行くと山下が走って近寄って来た。
山下「圭太くん、犯人が判明したぞ」
私「マジか!やるな、山ピー」
山下「犯人は、オレや!」
私「え!??」
山下「いや、ごめん。あれ、オレが加工した写真やったわ」
私「は!?どういう事?」 つづく
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