その9
京子の身体は、母親以外では初めて見る生の裸体でした。
カーテンを閉めた後、次第に鼓動が速くなり、目の前がチカチカしてきて、試着室の中に向かって
私「ちょっとトイレに行ってくる」
と言い、その場を離れました。
トイレで顔を洗い、しばらく落ち着かせてから店に戻るとレジに並んでいる京子を見つけました。レジを終えると、こちらに向かって来て私が
私「結局、どれにしたん?」
と聞くと
京子「当日のお楽しみやな。それより、覗きをおばちゃんにバラされたくなかったら、アイス奢ってな」
と言ったため、仕方なくフードコートのアイス屋に向かいました。
私は、前を歩く制服姿の京子を見て、先程見た素っ裸の京子を重ねてしまい、また勃起してくる自分の気を紛らわすのに必死でした。
アイスを買いベンチに座って食べていると、前から同じ制服の女子が2人歩いてきました。
「あ~!京子~。てか、なんで田島君と居てるん?」
と1人の女子が言うと
京子「新しい彼氏っす。ダサ過ぎるから、コーディネートしに来たっす」
と京子が言いました。
すると、もう1人の女子は
「ヤバっ!明日はクラス会議やわ」
と笑いながら手を振って、通り過ぎて行きました。
私は、言いふらされると面倒臭そうなので私「彼氏やないって、ちゃんと言うとけよ」
と言うと京子が
京子「私、裸見られたのにフラれました」
と泣き真似をしながら言いました。
私「小3ぐらいまで一緒に風呂入ってたやん。何回も見てるやん」と言うと
京子「ほな、今から入りに行くか!?」
と言ったため私が
私「それは無理」
と言って、2人で笑いあいました。
そんな話をやり取りしていると、私は、兄妹のように遊んでいた頃の感覚が蘇り、懐かしく楽しんでいました。 つづく
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