時間は流れて6年が過ぎた。優梛は高校生になった。優梛の16歳の誕生日に俺は「結婚しよう」と言い、沙梛の形見の指輪を渡した。優梛は泣きながら「はい…こちらこそ」と言い、指輪を受け取った。入籍するのは親の同意の要らない二十歳になってからと決めた。その日俺達は久しぶりにコンドームをしないでSexをした。ゴムを着け始めたのは優梛がS5になってからだった。そして生理が始まったのはS6の始めだった。最初ゴムをしてした頃、優梛が「何か違和感がある」と言っていたが、いつの間にか言わなくなった。6年も付き合えばマンネリになるが、俺達は不思議とそうはならなかった。何故かは解らないがお互い飽きる事は無かった。…「今日…安全日だろう?」「うん」上手い具合に誕生日と安全日が重なった。中出しをすると優梛は「お腹…温かい」と言い幸せな表情を見せた。…それからまた時は過ぎ、優梛の二十歳の誕生日に入籍をした。初めて会ってから15年の歳月経っていた。
※元投稿はこちら >>