上の2人はちゃんと泳げるが、下の七海はまだ下手だった。最初は俺が面倒を見てあげたが、途中から優梛がお姉ちゃんらしく七海の面倒を見てくれた。俺はその光景を見て微笑ましくなった。家に帰ってからも七海は優梛にベッタリだった。姉が「いつも「お兄ちゃん」なのに、優梛ちゃんがとても気に入ったのね」と言った。次の日夕方、俺達が帰ろうとすると七海は泣いた。優梛は七海に「また来るからね」と言って頭を撫でた。車中で「優梛も兄弟欲しかった?」と聞くと「欲しいけど…パパを独り占め出来なくなっちゃうからいい」と言った。途中で夕飯を済ませ家に帰った。優梛は助手席で眠った。家に着き優梛を起こしたが、中々起きなかったので、俺は優梛を抱きかかえて運んだ。(重くなったなぁ)と思った。玄関に入ると「パパ…トイレ」と言って降りた。俺が荷物を片付けていると、優梛は「お風呂して来るね」と言い風呂場に行った。一段落してソファーに座ると、優梛も隣りに座った。優梛は甘えてきた。
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