10分くらい走っただろうか、焼肉店についた。
一段上がった座敷に堀ごたつ式のテーブルが3つ、
椅子とテーブルの普通のやつが2組。
いずれも、6人は余裕そうな大きめの物だが、
5組で満員の小さな店。
先客は座敷の手前に1組。
ナミ
「取り敢えず、生2つ」
と告げながら、座敷の奥のテーブルにすわった。
店員
「お待たせしました」
と言いながらメニューを持ってきた。
ナミ
「好きなの頼んで、ご飯は?いらないんでしょ?、
やっぱり タン からかしら?」
俺
「お任せしますヨ。」
ナミ
「そぉ?。じゃ、取り敢えず。」
とお互いジョッキをあわせた。
中ジョッキの半分ほどを飲んだナミさんが
「名前、まだ知らないのよね?、お互い。」
「私は、ナミ です。歳は結構 上 だと思う、聞かないでね。」
俺
「直之 です。36です。」
ナミ
「結婚は?」
俺
「…してました。ナミさんは?」
ナミ
「しては いるけど、ねぇ」
「子供はいないの、出来なかったから。」
「旦那が子供みたいなもんだけど。」
俺
「ウチは むこうが、…」
そんな話をしていると、タンやらナムルやらが運ばれてきた。
食べながら、ナミさんの自己紹介(?)が続いた。
同級生の旦那が居る。
旦那は観光バスの運転手。
ナミさん本人は縫製の仕事を自宅で細々と。
子供は欲しかったが、結果 出来なかった、ナミさんの方に問題が有ったらしい。
パチ屋は、俺と会った所と駅前の何とか の2件しか行かない。
などなど。
ナミ
「直さん(お兄さんから いきなり直さんになった)、最近 負けしらずでしょ?。」
「何かあるの?、攻略法とか?」
確かに9月は負けしらずだった。
とは言っても まだ10日程である。
俺
「そんなの無いですよ、たまたま です。トータルしたら中古の家 買えてますから。」
ナミ
「あら、そうなの?。以~外。」
焼き肉を食べながら、とりとめの無いパチンコ談義がしばらく続いた。
ナミ
「直さん、顔 真っ赤よ、大丈夫?」
俺
「えー、いつも すぐ真っ赤になっちゃうんすよ。」
ナミ
「まだ2杯目でしょ?」
俺
「これが3杯目ですよ」
ナミ
「あら、そうだっけ?」
俺
「俺より ナミさん大丈夫ですか?、車」
ナミ
「大丈夫よ、(取り締まり)やる所 決まってるから」
俺
「じゃ、そろそろ…」
ナミ
「そうね、じゃぁ、車で待ってて。」
と、カギを渡された。
俺
「ご馳走さまです。」
と、カギを受け取り車で待った。
病院の駐車場に戻り、さっき焼肉店でした様な話を またしてくる。
俺が車から降りようとすると、何かと 話をふってくる。
俺は、わざと ドアノブに何度も手をかけた。
すると、しびれを切らしたのか、ナミさんが、
「ねぇ、良かったら どっかで 飲み直さない?。」
「私は、ウチでも構わないけど」
「ウチに来る勇気 ある?」
「旦那は、社員旅行だか何だか 一泊で行ったから」
俺
「……(観光バスの運転手って言ってた)、じゃ、怖いもの見たさで お邪魔しますか?」
ナミ
「じゃ、後ろ ついてきて」
しばらく ナミさんの後ろをはしった。
ナミさんの車が、月極めらしい駐車場に入った。
車からおりて来た ナミさんが、
「私、ウチに停めるから、直さん ここに停めて」
と、駐車場の1枠を指差した。
「私、停めたら 迎えに来るから 待ってて」
と、車を走らせた。
2、3分 待っただろうか、駐車場の入り口で ナミさんが手招きしている。
ナミさんの家は、駐車場から目と鼻の先の、分譲地の一角に有った。
ナミさんは、玄関であたりを見渡すと、素早く扉を開け、俺を玄関の中に押し込んだ。
玄関扉の閉まる音より早く、俺の背中に もたれて きた。
俺は わざと、
「ナミさん、飲み直すんでしょ?。ほらっ。」
と、突きはなした。
ナミ
「そ、そうね。どうぞ あがって。」
と、スリッパをだしてくれた。
俺
「お邪魔します。」
と、ナミさんのあとについた。
ナミ
「その辺に 座ってて。」
と言われたものの、そのまま ナミさんの あとをついて行った。
ナミ
「またビールが良いの?」
と言いながら、前屈みになって、何やら探している。
前屈みになって、突き出された尻を 俺はいきなり抱きよせた。
もう硬くなっている チンポを ナミさんの尻に 擦りつけた。
ナミさんは、何も言わずに振り向いて、俺の首に手を回してきた。
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