京子さんの運転で、俺が助手席、ナミさんが後部座席に座った。
京子
「ぇ?、どこ行くの?」
俺
「とりあえず、ニ◎イの駐車場に泊めて。」
「あそこなら、帰りに おつかい とか出来るでしょ?」
ナミ
「その前に 何処か行くの?」
俺
「伊◎丹」
京子
「松◎の?」
「このまま、車じゃダメなの?」
俺
「うん。駅から電車」
京子
「(察したのかも知れない) そぅなの?」
ナミ
「何か買ってくれるの?、たのしみぃ」
俺
「そ!、パンツのないパンスト」
ナミ
「何?、さっそく?」
俺
「早い方がいいでしょ?、生足 自信ある?」
とは、言ったものの、それは結果次第。
目的は、駅の階段と電車内で座席に座らせる事。
で、2人の反応を観察する事。
駐車場に着くと駅に向かった。
2人とも俺の後ろを歩きながら、
「スースーする」とか、「視線がきになる」だとか、
話している。
券売機で3人分の切符を買った。
すぐには渡さず、辺りを見渡した。
この時間は さすがに学生が多いが、サラリーマン風も ちらほらいた。
バスから降りたのだろう。
男性が数名 構内に入ってきたところで、切符をわたした。
改札を抜け、階段を上りはじめてすぐに、何人かの男性には抜かれてしまったが、まだ何人かのかは後ろにいるハズだ。
階段を上り、ホームに出た。
松◎は 上りのホームになる。
さっき抜かれたサラリーマン風が並んでる列、先頭、最後尾はパスして、チラホラしか居ない列にならんだ。
なにせ、2人に座席に座ってもらわないと 始まらない。
反対側の座席に男性が座ってるか どうかは 運次第。
電車がホームに入ってきた。
思ったより 空いている。
狙いは油ぎった中年サラリーマンだったが、
この際、男子中高生でも よしとしよう。
とりあえず、まん中寄りだが、座れた。
俺が2人の間に座った。
が、前に居ない。
その辺の おやじが、席を移る様子もない。
2駅先の新松◎に着いた。
座席の端に座っていた、学生カップルが降りたので、俺達も端にずれた。
電車が走りだした。
正面を確認した。
端から、女子高生、おやじ、おやじ、青年。
一番端の女子高生の彼氏らしき男子生徒が手摺を掴んでたっている。
俺達が座る座席の端の手摺には、別の女子高生がもたれてかかって、携帯をいじって立っている。
かなり不自然だが、その女子高生に座席の端を 譲ることで、おやじ、おやじ、青年 の正面にずれた。
端のおやじ、が、両膝に両ひじを付け 頭の位置を低くして携帯をいじりだした。
さあ!。お楽しみ会のはじまりです。
俺は2人の太ももの下に手を入れ、俺の方に引き寄せて、足を広げさせた。
ナミさんは 「何すんのよ?」って顔で俺を見た。
が、京子さんは やはり察していた、何食わぬ顔で 外の景色を見ている。(ふりを していた。のだそぅだ)
京子さんは、薄手のコートを羽織っていたが、前は止めずにいた、むしろ はだけて いた。
恥ずかしそうに、モジモジ……。みたいな事を期待したので、 それが、わざと なのか、天然ナミさん の成せる技なのかは分からないが、やたらと、話しかけてくるナミさんには、いささか拍子抜け って感じだった。
次の駅で乗ってきた人たちに 前に立たれ、
お楽しみ会は あえなく終演となった。
松◎の伊◎丹、婦人の下着売り場をめざした。
また、ナミさんが はしゃいでいる。
が、俺と京子さんの 微妙な空気 みたいのを感じたのか。
ナミ
「どぉしたの? 2人とも、なんか怪しいぞぉ」
と、からかってきた。
そんな やり取りをしながら 探すが、見つからない。
ちょうど前を通りかかった おばさん店員(2人よりは若そう、40ちょっと位か?)を呼び止めた。
俺
「すみません、あるモノを探してるんですけど…」
店員
「はい。どの様な物を?」
俺(わざと もったいつけて)
「何て言うんでしょ?、あの、ですね」
(手招きして 2人を呼んで)
「あの、実はこの2人、今 剃られてるんですね」
「ドクターの指示で……」
俺が話してる最中に
店員「…はい?(右京さん 風に)」
京子「チョッと、直さん…」
俺
「ですから、下の…。ドクターの指示で」
店員(少し後退りして)
「え?、下の?」
俺
「大丈夫です、空気や飛沫では、感染しませんから」
「安心して下さい」
「で、あまり 蒸れたりは良くないみたいで」
「(下)何も穿いて無いんですね」
店員(呆気にとられて)
「まぁ」
俺
「で、生足はいくらなんでも、ねー」
「だからって、ガーター何とかは高そうだし」
「で、パンツのないパンスト?、を探しに…」
「伊◎丹さんなら、あるかなぁ? って思って」
「って、事なんですけど(ペコリ)」
店員
「お、お話は、何となく…」
「(手で差し示し、歩きだし)どうぞ こちらに」
「(商品を手にとり)お探しの商品は こちら ではないかと?」
俺
「ほら、有ったジャン」
「(店員さんに)ありがとうございました」
「助かりました」
店員
「いえ。では、ごゆっくりお選び下さい(ペコリ)
」
と、去って行った。
この時の、2人の 俺への 責めたて様は、とても書き切れない。
京子
「階段といい、電車といい、ホント…」
「ホント、直さんったら、意地悪言ね」
俺
「でも、京子さん、まんざら でも無かったりして?」
京子(俺の腕をたたきながら)
「もぉ!、しらない!」
(天然)ナミ
「あれは、ないわよ、何も店員さんになんか」
「今度やったら……」
(途中で言葉に詰まった)
ようやく 俺の意図に気付いたらしい。
それぞれに、2組、計4組を持ってレジに行った。
担当してくれたのは先刻の店員さんだった。
店員
「いらっしゃいませ!」
「…先程は。お気に召された物、ございましたか?」
俺
「えぇー。ありがとうございました」
「ゴメンなさいね。俺達のプレイにまで 付き合わせてしまって、結構 いい刺激になりました」
「ねぇ、京子さん。」
京子
「もぉーッ、」
と、バッグで俺のを尻を叩いた。
店員
「えッ?、何でしょう?、えッ?」
俺
「あ、でも、剃ってる のは本当ですよ」
「ドクターの指示じゃなく、俺の指示ですけどね」
「で?、お幾ら でしょう?」
店員
「あッ、しつ、れい、しました。」
商品を持とうした手が震えていた。
伊◎丹を出て、駅に向かった。
ようやく意図を理解したナミさんの困惑ぶり ったら無かった。
電車では、たって帰って来た。
立ったら立ったらで、痴漢の真似事でも…、と企んでいたのだが、あまりのナミさんの狼狽ぶりに、したかなく断念した。
が、京子さん。
素知らぬ顔をしていたが、
俺の股間に触ってきたのは、京子さん以外考えられない。
最寄り駅まで戻ってきた。
この頃には、地元も手伝った(地元の方が恥ずかしいと俺は思うのだが) と言うナミさんも落ち着き、おつかい をして家に戻ると、俺はあっさりと
「それじゃ、明日。」
「明日は仕事ないから、朝 電話する」
と、自分の車に向かった。
当然 2人が呼び止める。
ナミ「ちょっとぉ!」
京子「そんなぁ。このまま帰るの?」
俺
「だから。言ったでしょ?、今日は?、何すんだっけ?」
京子
「…キレイに。って。」
俺
「明日は?」
京子「(モジモジ…無言)」
俺
「明日は 京子さんの後(アナル)」
「明後日は、ナミさんとサンドイッチ」
「だよね?」
2人
「それは、そうだけど、なんだか ねぇー!」
俺
「ナミさんは2日。京子さんは1日。の禁欲!。それも計算。」
「楽しみでしょ?、禁欲開けが(笑)」
京子
「もぉ!。ホントに意地悪ね!」
「こんなに しといて。明日なんて知らない!」
「帰れば!!」
俺
「はい。じゃぁ明日」
と、車に乗った。
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