監督「えー、ホント未だに信じられないのですが、今回、あのMちゃんが…デビューということで。あの…ホントに間違いじゃないですよね?」
М「はい…(照)」
監督「私もこの業界長い方ですけど、こういうジャンルだと高額ギャラのМ(レーベル名)さんで出して、普通はその一本で終わり。しかも内容も凄くソフトで、いわゆる本番ってやつも実際にはやってないのが普通なんですけど、そのあたりはご存知だったのでしょうか?」
М「はい…知ってました」
監督「Мさんからのオファーはあったのですか?」
М「いえ、オファーはなかったのですが、いくつか作品を観てちょっと違うなって…」
監督「えっ!?じゃあ、この業界に元々興味があったのですか?」
М「うーん…。そう思われてもしょうがないですね…」
監督「Мちゃん…。○○○○さん…正直に行きましょう。もう撮影してるんです。しかもウチはハードな内容で業界内でも有名なレーベルです。遊んで暮らしていけるギャラを簡単に貰える所より、あえてウチを選んだのですか?」
М「はい…」
監督「もう何本も出たいと?」
М「…」
監督「出たいんでしょ?凄いコトするやつに」
М「…」
監督「そんなホンモノのユニフォーム着ちゃって…これから何するか分かってるくせに…」
М「いやん…」
監督「先にお話してありますよね、デビュー作のタイトル。Мちゃんの口から言ってください。ほら、カメラを見て…」
М「えっ…ト、ト…あ、やだぁ…」
監督「いいですよ…我々もそういうの撮りたいんです。さあ、言ってみてください…そんなガチガチなМちゃん初めて見ましたよ…はい、どうぞ。もう後戻りできません」
М「ト、トリプルアクセル…○○○○…」
監督「業界一ハードなレーベルを自ら選んだんですよね?もう男優さん達あの○○○○のガチのユニフォーム姿で興奮状態ですよ…。入ってもらいましょうか…」
監督が合図をすると、きわどいブリーフだけを身に着けた3人の屈強な男達が部屋に入ってきた。その瞬間Мはさらに緊張を高めたが、3人を見上げながら『お願いします』という感じでそれぞれに軽く会釈をした。そしてソファに座るМの両隣に男が1人ずつ座り、残りの1人はその後ろに腕組みをして仁王立ち…。自ら選んだハードなデビュー作…。男達に囲まれて、Мへのインタビューはさらに続くのであった。
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