俺は靴を履いて振り返った。「じゃぁ…また明日ね」「明日?」「うん…明日の夜」「うん…分かった…また明日ね…今日はありがとうね」と言った。俺は大胆にも香を抱き寄せギュッと抱きしめた。香は始め驚いていたが、抱きしめ返してくれた。「おやすみ」「うん…気をつけて…おやすみなさい」と言ってから俺はアパートを出た。俺は車の中で今した行動を思い出し(大胆な事したなぁ)と恥ずかしくなった。翌日またマッサージを頼んだ。香が来て部屋に入れた。俺は前日の事を思い出してしまい、香の顔を見る事が出来なかった。「どうしたの?」「あっ!?…イヤっ…昨日の事思い出しちゃって…自分であんな事しておいて…恥ずかしくなって…」「フフっ…そう言われると…私も恥ずかしくなってきた…徳之さんて結構大胆なんですね?」「イヤっ…そんな事っ…香さんだったから」香は隣りに座った。すると香は俺の頬にキスをした。「えっ!?」「昨日のお礼です」と言った。「香さん好きです…大好きです」「私も好きになっちゃいました」と言って笑った。
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