その翌日もマッサージを頼んだ。「いつもありがとうございます」と香は言った。「今日はマッサージしないでいいよ」「えっ!?でも…」「いいの…今日は話ししたくて呼んだんだから…お金はちゃんと払うよ…そこに座って」「…はい」と言って香は椅子に座った。少し警戒している感じだった。俺は買ってきたコーヒーとケーキを出した。「なんか警戒してるでしょう?」「えっ!?」「襲いたいけど襲わないよ…無理やり襲ったら犯罪になっちゃうし」と言うと香は警戒心を少し解いた。「佐藤さん…毎日私を呼んでるけど…お金大丈夫なんですか?」「うん…大丈夫だよ…」「お金持ちなんですね」「実は内緒の話しなんだけど…この前ロトの3等が当たってさ…今余裕があるんだよね」と言うと「えっ!?凄いですね…いいなぁ…私も欲しい」と言ってコーヒーを飲んだ。「この前の話し考えてくれた?」「この前?」「うんご飯の事」「はい…子供も一緒でも?」「うんいいよっ!子供も一緒なら遊園地とか行こうか?」「いいんですか?」「うんいいよ…決まりでいい?」「はい…お願いします」と言った。
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