｢土曜日何？｣｢あのね…夕方家に来て｣｢いいけど…仕事は？｣｢お休み取ったの｣｢何で？｣｢だって徳君…日曜日には向こうに帰っちゃうでしょ？だから帰る前にパーティーしようかなぁって…｣｢ホント？｣｢うん…だから家に来て？｣｢うん…分かった…行くよ｣｢うん待ってるね｣｢何時に行けばいい？｣｢５時頃に来て｣｢５時ね？分かった…楽しみにしてるね｣…その後軽くマッサージ受けた。…土曜日になり俺は荷物を、名古屋駅のロッカーに入れ、夕方花束と２人にあげるプレゼントを買い、タクシーで２人の待つアパートに向かった。呼び鈴を鳴らすと香が｢はぁいっ｣と明るい声で玄関を開けた。｢いらっしゃい｣と言うと香は抱き付きキスをしてきた。花束を渡すと｢綺麗…ありがとう｣と喜んだ。中に入った｢コレ小春ちゃんにだけど…あれ？小春ちゃんは？｣｢小春なら私の母親の所に行ってるの…｣｢えっ!?そうなんだ…｣｢逢いたかった？｣｢うん…まぁ暫く逢えないからね…｣｢ゴメンね｣｢イヤっいいよまた今度で｣と俺は言った。
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