紗英は手入れしながら「本当に泊めてもらいありがとうございます」と言った。「そんなに改まらなくていいよ…」「いえ…居候ですから…次の家が見つかるまで家事でも何でしますから何でも言って下さい」と言った。「所で紗英ちゃんは働いてるの?」「とりあえず今はニートです」「バイトとかは?」「はい…これでも3ヶ月ほどキャバ嬢してたんですけど…旅行行く前に辞めたんです…そしたら仕事だけじゃなく、家も無くなっちゃいました」「ついてないね」「まぁ動く為にコンビニでも、行って少しでも稼ごうかなって考えてます」と言った。「そっか…じゃあ俺が紗英ちゃんの為に少し投資するよ」「えっ!?そんな…」「遠慮しないでいいよ…お金もないでしょ?…必要な物あったら言って出してあげるから」「ありがとうございます…匠さんて優しいですね?」と言われ俺は照れた。その後はTVを視てから眠くなり「そろそろ寝るよ?」と言うと「あっはい」と言い寝室に行った。紗英は「あ~布団はいいなぁ」と嬉しそうに言った。
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