俺は「お風呂沸いてるからはいっちゃいな?」と言った。紗英は「ありがとうございます」と言った。俺がタバコを吸うと「タバコって美味しいですか?」と聞かれた。俺は「美味しいって言うか、落ち着くんだよね」と言うと紗英はタバコの箱を手に取り「ふ~ん…私も吸ってみようかな」と言ったので「紗英ちゃんはまだ未成年だろ?ダメだよ」と言うと「冗談ですっ」と言い「お風呂頂きますね?」と言って立ち上がりキャリーを開けた。俺は「汚れてる服洗濯機に入れて洗っちゃいな」と言うとまた「ありがとうございます」と言って着替えを出し、お風呂場に行った。やがて洗濯機の動く音がした後、シャワーの音が聞こえた。俺はバスタオルを出して風呂場に行き、「ここにタオル置いておくね」と言うと「は~い…ありがとうございます」とまた言った。磨り硝子の向こうに紗英の姿が見え、俺はその姿にドキドキした。女がこの部屋に来たのは約1年振りだった。その後俺は布団を取り出してベッドの横に敷いた。やがて紗英は頭にタオルを巻き風呂から出て来た。
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