「加速する変態遊戯」
…朝まで何回中出ししただろうか?
そういえば真里とのセックスって生中出し100%だよなf^_^;
真里はロクに眠る事なく仕事へ出かけていった。
部屋は好きに使っていい、と言い残し、部屋の鍵を俺に渡して。
今日は日曜で俺は休み。
このまま真里の部屋で留守番している。
真里が次の日仕事だったらもう少し配慮してあげるべきだったよな…
睡眠不足のまま仕事に行くのは辛い。
自己嫌悪に苛まれつつ、ベランダに出てタバコに火をつけた。
思い起こせば唐突な出会いから短期間に色々ありすぎて、ずっと真里のペースに乗せられてきた。
けど、それを自分は望んでいた、いや自分の願望そのものだったと言える。
真里はそれを見抜いて、俺を快感に導いてくれたのかもしれないし、もしかしたら彼女の言う通り俺と真里は同じ嗜好で互いに気持ちよくなれる関係なんじゃないだろうか。
でないと行きがかり上だけで次の日仕事で朝まで寝ないでセックス三昧はないと思う。
自分もそうだったように、彼女もまた自分の願望を押し殺して生きてきたのかもしれない。
だったら俺は…
彼女の願望を叶えてあげるべきではないだろうか?
単にそういった性欲のはけ口だけで彼女を好きになったわけじゃない。
何かわからないけど、たまに真里の笑顔の底に垣間見える孤独や寂しさがどうしても自分の気持ちとシンクロしてしまう。
カッコよく言えば「魂の共鳴」
とでもいうのだろうか。
だから、大切にしなければならない。
俺のような冴えない男を好きと言ってくれた数少ない女性。
そして、俺も…
こんな純粋とはかけ離れた関係だけど、愛の形なんて一つじゃない。
俺たちのような関係も別に悪くはないはすだ。
…
彼女が普段過ごしている部屋でのんびり過ごす。
…
ベッドに横たわるとそのまま眠ってしまいそうだ…
……
…
あ、寝てしまっていた…
気づけば正午を回っている。
♪♪♪
その時、通信アプリに着信。
真里からだ。
(メッセージ:ヤッホー☆起きてる?)
俺も返信する。
(メッセージ:チョット寝てたf^_^; 真里は眠くない?)
間髪入れず着信。
(メッセージ:うん。大丈夫と言いたいけどマジ眠いw)
俺も返信。
(メッセージ:だよね…今日は俺、晩飯作って待ってるよ(笑)
着信。
(メッセージ:マジで?やったーw俊の手料理楽しみ!
裸にエプロンで作ってねww)
おいおい(笑)
なんだそれ
(メッセージ:発想がモロ昭和なんですが(笑)
さすがに裸にエプロンでケツ掘られる趣味はないよ(笑)
着信。
(メッセージ:そうなんだwそんなエロい姿似合うと思うけどなーw
俊にお願いなんだけど、
(アタシのPCで、アタシのオナニー動画見ててね!)
え!
(で、俊はアタシが帰るまでオナ禁ね!)
な、それ無理でしょ!
(メッセージ:そんなの見たら絶対やっちゃうって!無理!)
容赦のない返信…
(メッセージ:ダメ!今日帰ったら俊の特濃ザーメン飲みたいの!!
ガマンして出すのは気持ちいいよ~w
先にシコシコしちゃうとすぐ濃度でわかるよw
絶対だよ!絶対!)
…マジか…
そんな動画見てオナニーできないなんて…
ベッドには昨日真里がくれた脱ぎたてパンティがある。
濡れていたクロッチはカピカピに固まっている。
こんなイヤらしいモノがある上、真里の匂いのする部屋で真里のオナニー動画を見てチンポを扱けないなんて…
なんてドSなんだ…
でも、真里の願望に逆らえない俺…
ガマンするしかないな…
とりあえず先に自分の昼飯と晩飯の材料を買いにスーパーへ出かける。
真里、今晩も寝る気ないのかな?
不安を他所に俺のチンポは勃起したままだった…
続く…
次回「加速する変態遊戯 後編」
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