「アキラ…何言ってんだよ…私が行くよ」と志帆は止めた。「大丈夫だよ…俺が話し着けるよ…だから待ってて」「でも…」「アイツ等の事だから多分…志帆が行ったら帰さないと思う…それに万が一喧嘩になっても俺にはアレがあるから」と言った。「何ゴチャゴチャ言ってんだよっ」「うるせぇ今行くよ」と言って俺は出て行った。…近所の橋の下がカラギャンの溜まり場だった。(ここなら乱闘になっても大丈夫だな)と思った。榊と女1人が待っていた。榊は俺を見て「何だそのガキは?」と言った。男の1人が「志帆の新しい男らしいっす」「俺は志帆のヤツを連れて来いって言ったんだぞ?」と凄んだ。「アンタが榊さん?」「だとしたら?」「アンタと話しがしたい」「話し?俺にはねぇな」「志帆ともう関わらないで下さいお願いします」と頭を下げた。「テメェには関係ねぇだろ?…帰れよ」「お願いします」「志帆は俺の女だ」「お願いします…手をひいて下さい」「断るっ…あの女は俺が拾ったんだ…どうするかは俺の勝手だよ」と志帆の事を物の様に言った。
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