正月家族皆で近くの神社に初詣に行き、合格祈願のお願いをして絵馬を掛けた。少し境内を彷徨いていると、麻希親子に会った。「若林君明けましておめでとう今年も宜しくね」「明けましておめでとう…こっちも宜しく」と簡単に挨拶した。麻希は2人の姉を見て「若林君のお姉さん?」と聞くので紹介すると麻希は「お姉さん達美人っ」と言った。智姉は「ありがとう…麻希ちゃんも可愛いね」と言った。俺は(可愛いのか?)と思ったが言わないでいた。木村親子と別れ帰ってると、智姉が「彰…あの子美人になるよ」と言うと由美姉も頷いた。…新学期、席替えがありさつきと離れガッカリした。俺の隣りは文だった。この子はそれ程可愛くはなかったので、少し話す程度だった。…俺の誕生日が姉達の合格発表と重なり、姉達は志望校に合格し、誕生日と合わせ夕飯は豪華な物になり嬉しかった。プレゼントは俺が前から欲しがっていた、大きい戦艦大和のプラモだった。俺はひと月懸けてそれを1人で作った。完成した船を父に見せると褒めてくれた。
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