次の日槙田達は親に怒られたのか、俺に謝りに来たので俺は「僕じゃないでしょ?木村さんに謝りなよ」と言うと槙田達は麻希に謝りに行った。…夏休みになり読書感想文の本を借りに図書館に行くと、麻希がいたので「木村さんこんにちは」と挨拶すると麻希は驚いた顔で「こ、こんにちは」と挨拶した。「隣りいい?」「あっ!?うん」「何読んでるの?」「落日の剣って言うやつ」「うわっ難しそうだね…歴史物?」「うん…イギリスのでアーサー王の後の話し」「へぇ…木村さんて本好きだよね?一年でどの位読むの?」「数えた事ないけど…一週間で三冊位かな?」「凄いね…僕なんか1ヶ月でニ、三冊薄い本読むか読まないかだよ」「若林君時々図書室くるね」「もう図書室の殆ど読んだんじゃない?」「そこまでじゃないよ…ほら自分で買ってきたのもあるし…漫画も読むし」「そっか…よしっ持ってきて読むかな」と言って俺は席を立った。俺は歴史物が好きで真田幸村を持ってきて麻希の隣りで読み始めた。その後は全然話さず2人共本の世界に入っていた。
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