ドキドキしながら部屋にいると、着替え終わった麻希が部屋に入ってきた。「もう…ビックリしたよぉ…危なく声だす所だったよ」「ゴメン…助かったありがとう」「何してたのよ…」「ゴメン…麻希の服が目に入って…」「私だったから良かったけど…」「ホント助かったよ…」「見たいなら言ってよ…見せてあげるから」「えっ!?…麻希って好きな人の前だと大胆なの?」と言うと麻希は「そうだよ…人前だとあれだけどね」と言って照れ笑いをした。意外な一面を知った。…その後智姉が出てきて「空いたよ」と言い俺は風呂に入った。風呂を出て部屋に戻ると麻希は客用の布団に入り本を読んでいた。その本は俺が買った[竜馬が行く]の第一巻だった。「彰君…コレ面白いね」「でしょ?俺もう三回は読んだよ」「ねぇ貸して?」「うん…いいよ」「ありがとう」麻希は嬉しそうだった。俺はベッドではなく麻希の布団に入った。麻希は「フフっ」と笑うとキス顔をした。キスをするとまた笑い本に栞を挟んで抱き付いてきた。俺の顔を見つめてまたキス顔をした。俺はそれに応えた。
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