玄関を開けて中に入り「ただいま」と言うとパタパタとスリッパの音をさせて、リビングから桜が出てきて「お帰りなさい」と言った。「はい…ケーキとコレっ」と言って花束を出すと「わぁ…花束も買ってきたの?綺麗…」と言って喜んび「後で飾っておくね」と言った。「美咲は?」と聞くと「うん…やっと大人しくなって今寝た所」「そっか…熱とかないんだろ?」「うん…今日はなんか虫の居所が悪かったみたい…ずっとぐずってた」と言った。「どうしたんだろうな?」「ねっそれより源ちゃん」と言って桜はキス顔をしたのでチュッと軽くキスをしてからリビングに行った。桜はケーキと花束を置いた。俺は美咲の寝顔を見ながら上着を脱ぎネクタイを緩めた。「源ちゃんゴメン…まだご飯出来てないから…先お風呂入っちゃう?」「いや…腹減ってるから俺も手伝うよ…」「ゴメンね…大丈夫?」「うん…じゃぁ着替えてくる」と言って俺は寝室に行って、普段着に着替えすぐに戻った。キッチンに入り「何作るの?」「ペペロンチーノ作るからお湯沸かして」「分かった」と言って鍋に水を注いだ。
※元投稿はこちら >>