俺達が選んだ物件は居酒屋のすぐ近くだった。翌日社長に「この物件に決まりました」と言うと社長自ら契約書を作成し「後は保証人の判子を貰ってくれ」と言って契約書を渡した。その日の夕方俺は実家に行って親父に説明し保証人になって貰い、夕飯を済ませてから家に帰った。「お帰り…どうだった?」「うん大丈夫だった…後は書類と頭金を渡すだけ」「源ちゃん無理しないでね?」「うん…お金は全然余裕あるから」「そうじゃなくて」と不安な顔する桜に「うん…大丈夫だよ…心配してくれてありがとうな」と言って安心させ頭を撫でキスをしようとしたら、美咲が泣きだし邪魔をされた。「ウンチだね…俺がやるよ」と言って美咲を受け取りオムツを替えた。抱っこしてあやしてると桜が「源ちゃんありがとう」と言ってキスをした。…次の日会社に少し遅れる事を連絡してから、銀行に行きお金を下ろした。そして会社に行って契約書とお金を渡すと社長は「早いな」と言って驚いた。そして「じゃぁコレが権利書だ…ちゃんとしまっておけよ?」と言った。
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