シナリオ 官能小説

｢本当だ…綺麗だね…桜好きなの？｣｢はい…私の名前も桜なんです｣｢なる程ね…と言う事は誕生日もこの季節？｣｢それが…少しズレてるんですよね…私の田舎が少し暖かい所なんで｣｢そうなんだ…｣｢誕生日は３月の初め頃なんです｣｢へぇ…でもいい名前だね｣｢ありがとうございます｣桜は笑顔で言った。｢あの…貴方のお名前は？｣｢あっ!?自己紹介してなかったね…僕は武田源二郎２８歳独身で今彼女募集中です…｣｢フフっ…私は中村桜です…２３歳で同じく彼氏募集中です…武田源二郎って強そうな名前ですね｣｢じいちゃんが付けたんだよね｣｢そうなんですか｣俺達は雨の事を忘れ話しを弾ませた。４０分程話してるとようやく雨が上がった。｢雨上がったね｣｢本当だ…いつの間に｣濡れた道を歩き出した。｢武田さんは近所なんですか？｣｢うん…あそこのマンションの二階だよ…中村さんは？｣｢マンションから５分位歩いた所のアパートです｣｢そうなんだっ!?結構近いね｣｢はい…朝いつも前通りますよ｣｢全然会わなかったね｣｢そうですね｣と話している内にマンションに着いた。


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