その後は当然の流れになった。「泊まってく?」と聞くと「…うん」と言った。「じゃあ…お風呂はいっちゃいな」「…うん」「着替えは?」「一応持って来た」「用意いいね?」「帰れって言えば帰るよ」「いい…ここに居て」「…そうする」桜は鞄から着替えを出して脱衣所に行った。出てくるまでに俺は布団を敷き直した。心臓の音が聞こえるんじゃないかと言う位ドキドキしていた。ベランダに出て煙草を吸って気持ちを落ち着かせた。20分程するとドライヤーをする音が聞こえた。湯上がりの桜はほんのり赤みを帯びていて色っぽかった。今度は俺が入った。体を洗ってからお湯に浸かり何度も大きく息を吐いた。風呂を出てからしつこい位歯を磨いた。そしてリビングの明かりを消し寝室に入った。桜はベッドに入っていて豆電球だけ点いていた。ベッドに入り桜を抱き寄せると、桜はすでに全裸になっていた。俺は驚きを隠しつつ「桜…ゴムないけどいい?」と聞いた。桜は「…外に出してくれれば」と言った。俺はパジャマを脱いで桜にキスをした。
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