貴子が目を覚ますと、上半身裸になっていた。状況が飲み込めずに貴子は混乱していたが、酔いつぶれて、章夫に送ってもらったことを理解すると、
「酔いつぶれた私にいたずらするなんてずるいよ、島田先生。」
「えっ?どういうことですか?」
「ちゃんと話してくれればよかったのに。私ね、実は島田先生とこうなることを少し期待してたの。だから送ってもらうために車もわざわざ置いて、飲めるようにしたんだけど、酔いつぶれたのは予定外だったかな。でも今日は無理だよ、家の前まできちゃったから。また今度ね。ちゃんと付き合ってね。」
「ええっ、わ、わかりました。私でいいんですか」
「なにいってるの、私結構島田先生のこと気に入ってたんだよ、前からね。でもなかなか話す機会なくて今になっちゃったけど。」
貴子はそう話すと、章夫にキスをした。章夫も受け入れて、互いにむさぼるようにキスをした。貴子は思いをぶつけるように、腕を章夫の首に巻き付け、章夫は貴子の胸を激しく揉んでいた。
「んっ....んっ..」
貴子はキスをしながら感じていたが、思いを断ち切るように、
「今日はありがとう。またね。」
そう言い残し、自宅に帰った。章夫は次に会える日を楽しみに、また出勤するのだった。
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