一眼レフを首にかけて、里子の家に向かっていた健太は、雅彦と会うのはいつ以来だろう、相変わらずがんばり屋な性格で、勉強も優秀なのかな、目指す大学もきっと国公立の大学なのかな、などといろいろ思いながらいるうちに里子の家に着いた。門の外にあるインターホンを押すと、少し間をおいて はーい と声が聞こえた。
「こんにちわ、高井です、少し早く着いちゃいました、よかったですか?」
健太が聞くと、「あっ、健太くん?いいよ、入ってきて」 里子にそう言われ、玄関まで進んだ。以前洗濯物が干してあった軒先には、物干し竿だけあり、洗濯物はなかった。健太は先日のことが頭をよぎり、後ろめたさを感じた。
ドアを開けて、お邪魔しまーす、と言いながら靴を脱ぎ、居間に入るとキッチンで準備している里子がいた。 「いらっしゃい。ちらかっててごめんね。健太くん、うちに来たの、いつ以来だったっけ?中学の時かな、4年くらいになるかな?」 「そうですね、たしか進路のことで雅彦くんと話しした記憶あるから、それくらい前ですね」 「そっかあ、じゃあ雅彦が勉強に目覚めた頃だね、その頃から医者になりたいって言い出して、猛勉強しだしたの。それまでも成績はよかったけど、要領よくやってたのか、あまり勉強してるところは見なかったんだけどね。懐かしいなあ.... あっ、その高そうなカメラ、健太くんのもの?すごいね、それ」一眼レフに気づいた里子は、健太とカメラという組み合わせが以外だったようで、少し驚いていた。
「僕、実は写真撮ることにはまってて。お年玉を3年貯めて買いました。せっかくだから今日は記念撮影でも、と思って」 「そうなんだ、じゃあ後で三人で撮ろうか、ね?」 里子の優しい微笑みが、健太の胸を貫き、痛みを感じるのだった。
「雅彦くんはまだ帰ってないですか?」 里子は時計を見ながら「まだなのよ、もう着いてもよさそうなんだけど...」 と、少し心配する様子をみせていた。すると、プルルルル、と電話が鳴った。里子がキッチンから手をエプロンで拭きながら電話に出た。
「あっ、雅彦?なにしてるの、健太くん、来てるよ。.... えっ?帰らないの?明日?早く言ってよ。もう、 .....わかったから。はい、またね」 はあっ、とため息をついて受話器を置いた。
「雅彦ですか?」 里子はがっかりした様子で、「帰るの、明日だって。今日は急に先輩に誘われて、遊びにいくんだって。どうしよう、料理の準備しちゃったし。健太くん、ごめんね。雅彦来ないから、帰る?よかったらせっかく準備しちゃったからご飯だけ食べてく?」 がっかりした様子の里子は、キッチンの準備した料理の前で悩んでいた。
「僕、食べます!食べたいです、先生の手料理。お邪魔でなければ」 「ほんと?ありがとう、健太くん、じゃあ雅彦の分も食べちゃお。帰らない雅彦が悪いんだからね、そうと決まればあと残りの分、作っちゃうね、健太くんは適当にテレビでも見て待っててね」 そう言うと、里子はキッチンでまた料理を作り始めた。すると、健太は里子の邪魔をしないように控えめな声で 「すいません、トイレお借りします」 と断って、トイレに向かった。トイレは洗面所のとなりにあった。
トイレの扉に手をかけた時、健太の視界に洗濯機が入ってきた。
もしや、と思いこっそり洗濯機を覗いてみると、里子が今日着ていたと思われるTシャツとズボンがあった。恐る恐るTシャツをどかすと下にはベージュのブラジャーとお揃いのパンティがあった。明らかに洗う前のものだった。急に健太の心臓がドキドキしてきて、パンティを持つ手は興奮で震えていた。
うわあ、里子先生のパンティだあ、シミは小さいけど、あれ?なんか縮れ毛がついてる、もしかして里子先生の?!
健太はパンティを手にとり、トイレに入った。すでに健太の股関は大変なことになっていた。
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