料理が準備できて二人は食べ始めた。里子は、
「飲み物頼むの忘れちゃったね、私はお酒飲もうかな、健太くんはジュースでいいかな?」
「はい、じゃあ注文しますね」
健太は内線で注文した。すぐに運ばれてきたお酒を、里子の横に座って注いだ。
「ありがとう、なんか夫婦みたいだね、私たち」
「えっ?!親子じゃなくてですか?」
「そう、なんかね、いつの間にか健太くんを一人の男の人として見てたのね、私。だからこんな風に...」
里子はグラスを置いてキスをした。健太は突然のことでびっくりしたが、持っていたお酒を床に置いて里子の顔を触りながらキスをした。しばらくして唇を離すと、里子の胸元がはだけ、胸がゆかたの襟元から見えていた。
「里子先生、おっぱい見えてるよ。」
健太の目線は里子の胸に注がれていた。
「じゃあ、もっと見せちゃおう、えいっ」
そう言うと、里子はゆかたの両襟をガバッと開いた。ゆかたが肩からずれ落ちる形で胸があらわになった。明るい場所で里子の胸がさらけ出されて、健太はじっと見つめた。
「里子先生、綺麗です」
「垂れてるのに、そんなこと言ってくれてありがとね。このままご飯食べよっかな、ね」
「はいっ」
里子は両乳房を出したまま食事を続けた。健太はもう食事どころではなく、早く里子に甘えたくて、しょうがなかった。
食事を終え、しばらく里子に寄りかかっていると、
「すいませーん、食事終わりましたか?」
健太はまずい、と思い、里子からあわてて離れた。
「どうして逃げるの?片付けにくるだけでしょ?」
「だって先生おっぱい丸見えだよ、早く隠さなきゃ」健太がゆかたの襟元を直そうとすると、
「いいよ、どうせオバサンでしょ、来るのは」
「まあ、そうですけど...」「いいよ、入ってもらって」
里子に言われるまま、旅館のスタッフに入ってもらうと、一瞬驚いたが、すぐに、
「綺麗なおっぱいしてるねぇ、私ももう少し若かったら見せれるのにね」
などと冗談で返され、健太は拍子抜けしてしまった。しかし、その後、フロントらしき男性が、失礼します、と言いながら入ってきたのは予定外だった。50歳くらいの男性は里子の格好に目のやり場に困ってしまい、すぐに入口まで戻り、
「すみませんお客様、貸し切りのお風呂が壊れてしまいまして、離れの露天風呂をご利用いただくことになりましたが、よろしいでしょうか」
「いいですよ、それよりすみません、みっともないもの見せてしまいまして」男性は恐縮しながら、
「とんでもございません、素敵なお身体で...」
里子はいたずら心で男性の方に駆け寄り、
「もっと見てよ、だったら」
「いえいえ、失礼します」
そう言って男性は逃げるように去った。
「先生、恥ずかしくないの?僕が恥ずかしかったのに」
「なんか見られてるって思ったら、気持ちよくなってきちゃった。私って変態かなあ」
そう言いながらゆかたを脱ぎ捨て、健太に抱きついた里子は今までで一番色っぽく見えていた。
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