卒業式を終えた健太は、里子との待ち合わせ時間に間に合うように駅についた。まだ春とはいえ、ホームは寒さを感じるほどだった。時間を過ぎても里子は来ないので、健太は心配になってきた。まわりを見回してもまだきていない。どうしたんだろう、なにかあったのかな、まさか今日の旅行がばれた?だんだん不安になってきた健太は落ち着きがなくなっていた。
すると誰かが後ろから背中をつついた。
振り返ると、そこに里子が立っていた。
「ごめんね、遅くなって。寒かったよね、ごめんね」謝りながら里子は健太の頬を両手で優しく触れた。
里子の手は冷たかったが、健太には温かく感じた。そして健太は里子の両手を頬に当てたまま、にぎった。里子は微笑みながら小さく頷いた。
電車がホームに入ってくると、里子は両手を健太の右手を包み、手を繋いで電車に乗り込んだ。
電車が動き出すと、里子は健太の右手を自分のふとももに乗せた。
里子の服装は黒のシャツに黒のチェック柄のスカートで、紫色のカーディガンをきていた。コートは手に持っていた。スカートは膝上までの短いもので、裾からは黒のストッキングに包まれた足が伸びていた。
その足に健太の手のひらが乗っているので、健太はストッキング越しに里子の温もりを感じた。里子は健太の手のひらを隠すようにコートを膝上に乗せた。
しばらく二人は黙っていた。そして、里子が
「卒業式、ボタン誰かにあげた?」 「誰ももらってくれないです。期待もしてないですけどね」 健太がそう答えると、「じゃあ、もらいにいけばよかったかな?私は健太くんのボタン欲しいな。」 いいながら健太の頭を撫で、軽くキスをした。
健太はキスされたことで、里子においていた手のひらで、ふとももを擦り始めた。そして手のひらは徐々にスカートの中へ潜り込んだ。
「ここから先は進入禁止です。折り返してください」と小声で里子が話すと、健太は「強行突破します。注意してください」 と返し、そのまま手をさらに奥へ潜らせた。健太の手はパンティに触れた。そしてふとももをなぞるように内側へと向かい、パンティの中心にたどり着いた。割れ目に沿って指を動かすと、里子は
「だーめ、今は。したくなっちゃうよ、そんなことされたら...」
そうはいうものの、嫌がる素振りは見せないので、健太はストッキング越しにパンティをずらし、直接里子の割れ目にふれた。
身体に電気が走ったように、里子は小さく痙攣した。
健太はその手をストッキングの内側にいれ、今度は直接触れた。
「はんっ」 思わず里子は小声で喘いだ。
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